映画スクエア
2026年5月22日より劇場公開される、ディーン・フジオカ主演の、第二次大戦下を舞台に、インドネシア近海の無人島で繰り広げられるクリーチャー・ホラー映画「オラン・イカン」から、ディーン・フジオカ演じる脱出兵に襲い掛かる半魚人の姿を捉えた、場面写真が公開された。
“オラン・イカン”はマレーの民間伝承に登場する半魚人で、「オラン」は人、「イカン」は魚を意味する。インドネシアの伝承は“陸の神話”が中心で、海の怪物は極めて珍しい。戦時中の日本兵が「魚のような人間を見た」と語ったケイ諸島の逸話を現代によみがえらせ、神話と歴史を映画的に接続している。
「ジュラシック・ワールド」などを手掛けるアラン・ホルトがデザインしたクリーチャーの造形は、1950年代のクラシックモンスター映画を思わせる着ぐるみ方式で、CGIとは異なる“実在感”を追求している。粗いうろこ、鋭い歯列、生々しい筋肉、アニマトロニクスによる細かな表情が組み合わさり、オラン・イカンは“そこにいる”生物として捉えられている。「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」でキングギドラの首を演じたアラン・マクソンが、スーツアクターとして怪物に生命を吹き込み、泳ぎ、走り、跳び、周囲を観察し、傷を癒やす術まで持つ、“知性ある生物”として描き出している。
「オラン・イカン」は、史実に残る”UMA目撃情報”から生まれた、新たなる半魚人伝説。第二次大戦末期である1944年。日本軍の捕虜移送船が連合軍の攻撃で沈没し、日本兵の斎藤と英軍捕虜ブロンソンは、鎖でつながれたまま無人島へ漂着する。互いに敵意を向ける2人だったが、島にはマレー神話の怪物“半魚人”オラン・イカンが潜んでいた。生存のため協力し始めるも、他の日本兵らが現れて惨劇が拡大。洞窟で怪物の巣と胎児を発見し、破壊を巡って対立する中、母体の激しい復讐が始まる。
ディーン・フジオカが、英語を話せない脱出兵・斎藤役を熱演。「オール・クリーチャーズ・グレート・アンド・スモール」「ザ・ダレルズ」などの、イギリス人俳優カラム・ウッドハウスが共演する。シンガポールを代表する映画監督エリック・クーがプロデューサーを務め、インドネシアとシンガポールを拠点に活動する、「バッファロー・ボーイズ」などのマイク・ウィルアンが監督を務めた。
【作品情報】
オラン・イカン
2026年5月22日(金)シネマート新宿、池袋シネマ・ロサほか全国公開
配給:ハーク
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