映画スクエア
4月8日より劇場公開される、バンド「スパークス」を追うドキュメンタリー映画「スパークス・ブラザーズ」から、スパークスの衝撃と影響をエドガー・ライト監督らが解説する本編映像が公開された。
映像では、デペッシュ・モードのオリジナルメンバーであり、現在はイレイジャーのメンバーとして活躍するヴィンス・クラークが、「俺もクリス・ロウ(ペット・ショップ・ボーイズ)もニック・ローズ(デュラン・デュラン)も、みんなダサかった。俺たちみんなスパークスからイかしたルックスを盗んだんだ」とスパークスから大きな影響を受けていたことを語っている。
また、本作の監督であるエドガー・ライトも、“FANBOY(熱狂的なファン)”のテロップで登場。「初めて彼らを知ったのは1979年の活動期間だ。トップ・オブ・ザ・ポップス(BBCの生放送音楽番組)で見た。シンプルでダイナミックだった。ラッセルは歌、ロンはシンセで当時流行の髪形でプレーしていたのを覚えている」と、当時テレビ越しに初めてスパークスに触れた時の衝撃を語っている。
「スパークス・ブラザーズ」は、兄ロンと弟ラッセルのメイル兄弟からなるバンド「スパークス」を追ったドキュメンタリー映画。デビューから謎に包まれた存在で、レオス・カラックス監督最新作「アネット」の原案・音楽を務めていることでも話題を提供した「スパークス」。そんな彼らの半世紀に渡る活動を、貴重なアーカイブ映像やスパークスが影響を与えた豪華アーティストたちのインタビューとともに振り返る。「ラストナイト・イン・ソーホー」「ベイビー・ドライバー」のエドガー・ライトが、初めてドキュメンタリー映画の監督を務める。
【作品情報】
スパークス・ブラザーズ
2022年4月8日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、渋谷シネクイント他全国公開
配給:パルコ ユニバーサル映画
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