映画スクエア
TWICEのダヒョンが映画初出演にして初主演を務める映画「あの夏、僕たちが好きだったソナへ」(公開中)から、不器用なジヌの愛おしい告白を収めた本編映像「不器用で未熟な告白」編が公開された。
優等生でいつも感情を乱さないソナ(ダヒョン)。大学入試に失敗し、おさえていた涙があふれ出してしまう。そこへ、心配そうに駆けつけたジヌ(ジニョン)が、静かだが真っすぐなまなざしでソナの名を呼び、「俺はお前が好きだ」と告げる。突然の告白に驚きと戸惑いを隠せないソナは、「あなたって…空気を読んでよ」と、悔しさ、恥ずかしさ、うれしさがないまぜになった複雑な感情をぶつけ、せきを切ったように涙がこぼれ落ちる。
あわてて「悪かった、今のはなしにする」と言い直すジヌ。周囲の音も景色も遠のき、まるで世界に二人だけが残されたような、静かで特別な空気が流れる。雪がしんしんと降り積もる中、そっと自分の手をソナの頭上にかざし、雪が降りかからないよう守るジヌ。ソナに直接触れずに頭を覆うしぐには、彼の不器用さと優しさがにじむ。青春の痛みと温もりが描き出された映像となっている。
「あの夏、僕たちが好きだったソナへ」は、将来の夢もなく男友達と遊んでばかりいるジヌ(ジニョン)と、クラスの模範性・ソナ(ダヒョン)のラブストーリー。恋愛とは程遠い高校生活を謳歌していたジヌだったが、とある出来事をきっかけに、美しさと品格を兼ね備えたソナへの想いに気づく。憧れの存在だったソナと少しずつ心を通わせ、青春の日々が色濃くなっていくジヌの毎日。やがて特別な絆を築き始めた2人だったが、それぞれの大学生活が始まり、少しずつすれ違いが生まれるようになる。ダヒョンがクラス中の憧れの存在・ソナ役、ジニョンがジヌ役を務める。
【作品情報】
あの夏、僕たちが好きだったソナへ
2025年8月8日(金)新宿ピカデリーほか全国ロードショー
配給:シンカ
© 2025 STUDIO TAKE CO., Ltd. & JAYURO PICTURES CO., Ltd.