芳根京子&髙橋海人 運命共同体ともいえる2人が笑顔の切ないハイタッチ 「君の顔では泣けない」場面写真

映画スクエア

 2025年11月14日より劇場公開される、君嶋彼方による同名小説の映画化作「君の顔では泣けない」から、本作においてキーとなる喫茶店「異邦人」での、芳根京子演じる陸と髙橋海人演じるまなみ、そして西川愛莉と武市尚士が演じる高校生の陸とまなみの姿を捉えた場面写真が解禁となった。ただの友達ではない、運命共同体ともいえる2人が複雑な想いを重ね合う、笑顔の切ないハイタッチも収められている。

 高校1年生の夏に入れ替わってから、高校を卒業しそれぞれの道を歩むことになる陸とまなみ。高校在学中は近況をノートにつづり、それをひそかに交換することで互いの情報を共有していたが、大学以降は頻繁に会うこと自体も難しくなっていく。そんなふたりは、近況報告のため1年に1回、7月の第3土曜日に同じ喫茶店「異邦人」で待ち合わせをしようと決める。入れ替わった日から、秘密を共有するふたりとって、そこは“本当の自分”に戻ることができる唯一無二の待ち合わせ場所になっていく。

 「君の顔では泣けない」は、第12回「小説 野性時代 新人賞」を受賞した、君嶋彼方によるデビュー作。物語の始まりは、高校1年生の夏。坂平陸と水村まなみは、プールへ一緒に落ちたことがきっかけで、心と体が入れ替わってしまう。元に戻れることを信じ、その方法を模索し奔走する2人。しかし、誰にも言えない秘密を抱えた陸とまなみは、15年が経過しても元には戻らなかった。進学、初恋、就職、結婚、出産、親との別れと、人生の転機を入れ替わったまま経験していく2人。しかし30歳の夏、まなみは「元に戻る方法がわかったかも」と陸に告げる。

 芳根京子が、入れ替わったあとの坂平陸役で主演。髙橋海人が陸と入れ替わってしまう水村まなみ役を務める監督は、「決戦は日曜日」の坂下雄一郎が務める。

【作品情報】
君の顔では泣けない
2025年11月14日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
配給:ハピネットファントム・スタジオ
(c)2025「君の顔では泣けない」製作委員会

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