DEATH NOTE　デスノート

公開年: 2006年
製作国: 日本
監督: 金子修介
出演: 藤原竜也、松山ケンイチ、瀬戸朝香、香椎由宇、細川茂樹、鹿賀丈史、藤村俊二、戸田恵梨香

「DEATH NOTE　デスノート」は、大場つぐみ原作、小畑健作画による漫画の映画化作品。名前を書いた人物が必ず死亡するノートを題材に、ノートを手に入れた夜神月（ライト）の姿を描く。後編「デスノート the Last name」と二部作となっている。

夜神月を藤原竜也が演じ、月と敵対する探偵のLを松山ケンイチが演じている。また、夜神月の前に姿を現す死神の声を中村獅童が担当している。監督は金子修介が務めている。興行収入は28.5億円となり、2006年の邦画の11位となった。

救世主キラ

犯罪者や犯罪容疑者ばかりが、心臓麻痺で次々に死亡する不思議な現象が起こる。世間では「救世主キラ」が実行していると信じる人々が増え始める。ある夜、西新宿の消費者金融に男が人質を取って立てこもる事件が発生する。犯人の名前を知った夜神月（ライト）は、カバンから出したノートに男の名前を書く。すると、立てこもった男は心臓麻痺で死ぬ。

1カ月前

大学で法律を学ぶ月は恋人の詩織に、警察庁のデータベースで凶悪犯罪を引き起こしたが裁かれていない者のリストを見つけたことを話す。そして、データベースに掲載されていた男と会ったことを話す。だが、ノートに名前を書いた者が死ぬ「デスノート」を1カ月前に拾ったことや、デスノートを使って裁かれていない凶悪犯を殺害したこと、死神のリュークと出会ったことは内緒にする。

捜査開始

4カ月後、世界中で犯罪者が死亡する事件が発生している。警察庁に務める月の父親である夜神総一郎は、事件の捜査本部の指揮を取ることになる。そして、世界の難事件を解決してきた通称“L”から、連続死亡事件は自然現象ではなく犯罪であること、犯人は1人であるという推理を聞かされる。一方の月は、世間が「キラ」という名前の人物が犯罪者を殺していると考え、崇める者もいる状況に満足している。