永遠の0 セリフ・名言

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セリフ・名言 1 永遠の0

長谷川「奴は海軍一の臆病者だった」

0:07:10頃 自分と血のつながった祖父の宮部が特攻で亡くなっていたことを知っ・・・た健太郎は、姉の慶子と一緒に宮部について調べ始める。宮部を知っている人物として最初に登場する長谷川は、宮部を「臆病者」として糾弾し、慶子と健太郎はショックを受ける。 ・・・
セリフ・名言 2 永遠の0

景浦「考えてもみろ。宮部が臆病者なら、なぜ特攻に行った?」

0:11:40頃 特攻で死んだ祖父の宮部久蔵について調べる慶子と健太郎は、宮部を・・・知る人たちから、宮部が臆病者だったという話を聞く。嫌気が差してきた健太郎は、ヤクザの親分である景浦に、軽い感じで「臆病者だったんですよね?」と聞く。その言葉を聞いた景浦は、健太郎と慶子を追い返すのだった。 ・・・
セリフ・名言 3 永遠の0

宮部「怖いんです・・・私は死にたくありません」

0:21:50頃 真珠湾攻撃に参加した宮部は、空母の赤城に戻ってくる。他の者は、・・・攻撃が成功したとして喜ぶものの、宮部は浮かない顔をしている。それを見た井崎と宮部の会話。当時、「死にたくない」と口にすることはタブーであり、井崎は宮部のことを軽蔑する。 ・・・
セリフ・名言 4 永遠の0

井崎「いや、まだ話さねばならねえことある」

0:28:45頃 第二次大戦中の宮部のことを知っている井崎は、訪ねてきた宮部の孫・・・である健太郎と慶子に宮部の話をする。実は末期がんに冒されている井崎だったが、自分の知っていることはすべて慶子と健太郎の話そうとする。 ・・・
セリフ・名言 5 永遠の0

宮部「私にとって生きて帰るということは、何よりも大事なことなのです」

0:32:00頃 第二次大戦中にラバウルに派遣された宮部と井崎。宮部は井崎に、妻・・・と娘の話をする。命を大切にする宮部を軽蔑していた井崎だったが、宮部が妻と娘のことを強く思っていることを知る。生きて帰るために、宮部は自分の体を鍛え、無駄死にしないように行動していたのだった。 ・・・
セリフ・名言 6 永遠の0

井崎「私らの世代にとってそれは、愛しているということと同じです」

0:33:10頃 第二次大戦中にラバウルで宮部と一緒だった井崎は、宮部が妻と娘の・・・ために何としてでも生きて帰ろうとしていたことを話す。その話を聞いた慶子や健太郎は涙を見せ、慶子からその話を聞いた宮部の娘である清子も涙を流すのだった。 ・・・
セリフ・名言 7 永遠の0

宮部「自爆をすれば確実に死ぬ。死ぬのはいつでもできる。生きるために努力をすべきだ」

0:40:55頃 ガダルカナルへ遠距離爆撃に向かった、宮部、井崎、小山。小山は負・・・傷し、機体も損傷したため、自爆を試みようとするが、宮部に止められる。だが結局、小山の機は帰還できなかった。自分が小山と同じ状況になったら自爆させて欲しいと頼む井崎に対し、宮部は井崎の考えを否定する。 ・・・
セリフ・名言 8 永遠の0

宮部「それなら死ぬな!どんな苦しいことがあっても、生き延びる努力をしろ!」

0:41:45頃 ガダルカナルへ遠距離爆撃に向かった、宮部、井崎、小山の3人。小・・・山は負傷し、機体も損傷したため、自爆を試みようとするが、宮部に止められる。だが結局、小山の機は帰還できなかった。自分が小山と同じ状況になったら自爆させて欲しいと頼む井崎に対して、宮部は怒鳴る。宮部の言葉があったから、井崎はこのあとに命を失い・・・
セリフ・名言 9 永遠の0

井崎「強え人だったから、あの生き方を貫けたんです。決して臆病者なんかではねえです」

0:44:30頃 宮部が妻や娘のために何とか戦争を生き延びようとしていたことを知・・・っている井崎。戦争で命をささげることが美徳とされていた時代に、異なる価値観を持っていた宮部のことを、他の人は「臆病者」と呼んだが、井崎は違った。 ・・・
セリフ・名言 10 永遠の0

宮部「たとえ死んでも、それでも僕は戻ってきます。生まれ変わってでも、必ず君と清子のもとに戻ってきます」

0:45:50頃 結婚して間もなくに出征した宮部は、自分の娘の顔も見ていなかった・・・。真珠湾攻撃のあと、宮部は1度だけ自宅に戻り、妻と娘と会っていた。夜が明けて、再び戦地へと旅立つ宮部は、どんな形であっても戻ってくると松乃に約束する。 ・・・
セリフ・名言 11 永遠の0

井崎「なぜ今日まで寿命が延びたか。今、分かりました。あなたたちに、小隊長の話、するためだったんでしょう」

0:50:05頃 宮部の孫である健太郎と慶子に、宮部について話をした井崎。病院に・・・入院している井崎は、時折せき込みながらも話を終える。そして、末期がんに冒された体で今まで生き延びた理由が、健太郎と慶子に話をするためだったと考えるのだった。 ・・・
セリフ・名言 12 永遠の0

景浦「その刀は、人の血、吸ってるぞ」

1:10:30頃 以前に訪れた時に、宮部のことを「臆病者」と呼んだために追い返さ・・・れていた景浦の元を再び訪れた健太郎。健太郎は、景浦の自宅に飾られている日本刀に見入る。そんな健太郎に対する景浦の言葉。このあと、戦後間もない頃、宮部の妻の松乃を助けるために、景浦が日本刀で人を殺していたことが暗示される。 ・・・
セリフ・名言 13 永遠の0

景浦「少しは、いい面構えになってきたようだな」

1:10:45頃 健太郎は、以前に景浦の元を訪れた時に、宮部のことを「臆病者」と・・・呼んだために追い返されていた。宮部のことをいろいろと調べたあと、再び健太郎は景浦の元を訪れる。景浦は、健太郎の顔つきが変わったことに気づく。 ・・・
セリフ・名言 14 永遠の0

景浦「九死に一生の作戦ならば、喜んで死にに行ける。だが特攻は10死0生!こんなの作戦とは呼ばん!」

1:19:15頃 第二次大戦中の宮部について語る景浦。血の気が多かった景浦は、敵・・・と戦うことに情熱を燃やしていた。だが、そんな景浦も特攻には賛同できなかった。そして、無駄死にはしたくないと考え、決して特攻に志願することはなかった。 ・・・
セリフ・名言 15 永遠の0

宮部「俺は彼らの犠牲の上に生き永らえてる。彼らが死ぬことで生き延びてるんだ・・・。俺はどうすればいい?どうすれば・・・」

1:26:50頃 特攻に向かう若い飛行兵への訓練と、特攻機を援護する役目を果たし・・・ていた宮部。妻と娘の元に戻るために命を大事にする宮部だったが、目の前で若い命が散っていくのを見て、憔悴していく。その宮部が景浦に対して思いをぶつける。 ・・・
セリフ・名言 16 永遠の0

景浦「特攻の日、二一型に乗り込むヤツの目は、ようやく家族の元に帰れるような、そんな目をしていた」

1:34:15頃 生き延びることを第一に考え、他の兵士にもそう訴えてきた宮部は、・・・特攻を否定していた。だが、自分の教え子たちが次々に特攻で無駄死にしていくのを目の当たりにし、苦悩する。そして宮部は、自らも特攻に志願する。 ・・・
セリフ・名言 17 永遠の0

景浦「俺は若い男が好きでな」

1:36:15頃 祖父の宮部についての話を聞きに来た健太郎に、特攻に向かうまでの・・・宮部についての話をした景浦。話を終えたあと、帰ろうとする健太郎を、景浦は抱きしめる。景浦は、宮部を何としても守ろうとしたが果たせなかった。だが、宮部と血のつながった孫に会うことができたのだった。 ・・・
セリフ・名言 18 永遠の0

宮部のメモ「私の家族が路頭に迷い、苦しんでいたなら、助けて欲しい」

1:55:55頃 特攻の日。出撃の直前に、大石賢一郎は宮部と機を交換するように頼・・・まれる。交換した機で出撃した賢一郎だったが、機体が故障して喜界島に不時着する。メモを見つけた賢一郎は、宮部が故障に気づいた上で交換を申し出たと考える。 ・・・
セリフ・名言 19 永遠の0

松乃「今、分かりました。あの人は、約束を守ったんです」

2:03:35頃 戦後、娘の清子と貧しい生活をしていた松乃は、宮部と特攻機を交換・・・したことで生き残った大石賢一郎の助けを受ける。ある夜、賢一郎は松乃に愛を告白する。松乃は、宮部が約束を守ったと考えるのだった。 ・・・
セリフ・名言 20 永遠の0

賢一郎「私にもはっきりとは言葉にできない。言葉にできるようなことではない」

2:06:05頃 宮部と松乃の娘である清子や孫の慶子と健太郎に、宮部や松乃につい・・・て賢一郎が語る。妻の松乃や娘の清子の元に帰ることを第一に考えていた宮部だったが、教え子たちが特攻で無駄死にしていくのを見て憔悴し、自分も特攻に志願したのだった。 ・・・
セリフ・名言 21 永遠の0

賢一郎「生き残った者がしなければいけないことは、その死を無駄にしないことだ。物語を続けることだ」

2:06:55頃 特攻で死ぬはずだった大石賢一郎は、出撃の直前に宮部から特攻機を・・・交換するように頼まれ、作戦の途中で機が故障したことから生き延びることになる。賢一郎は、そんな自分の戦争の体験を娘や孫たちに語るのだった。 ・・・
セリフ・名言 22 永遠の0

賢一郎「2人の間で、宮部さんの話が出たことは一度もない。だが2人とも、宮部さんのことを忘れたことも一度もない」

2:07:20頃 特攻で戦死した宮部に代わって、宮部の妻の松乃や娘の清子の面倒を・・・見てきた賢一郎。賢一郎はひと目会った時から松乃に惚れており、松乃はそんな賢一郎を宮部の生まれ変わりと考えるようになる。そして、松乃も賢一郎も宮部のことを胸に抱きながら、ともに生きてきたのだった。 ・・・
セリフ・名言 23 永遠の0

賢一郎「あの時代、一人ひとりにそんな物語があった。みんなそれぞれ胸に秘めて、何事もなかったように生きているんだ」

2:08:00頃 健太郎と慶子が、特攻で戦死した祖父の宮部について調べるうちに、・・・多くの人々からさまざまな物語を聞く。自らの経験を語った賢一郎は、当時を生きた人々には、それぞれに人生が変わるような出来事があったと話す。 ・・・
セリフ・名言 24 永遠の0

賢一郎「あと10年もすれば、私たちの世代はほとんどいなくなる。この話を、おまえたちに伝えられて良かった」

2:08:45頃 映画の舞台は2004年であり、太平洋戦争が終結してから59年が・・・経過していた。健太郎や松乃が橋を聞いた人々は高齢の人々だった。ちなみに、賢一郎を演じた夏八木勲は、「永遠の0」の公開を待たずに亡くなっている。 ・・・
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