ミッション：インポッシブル／フォールアウト

公開年: 2018年
製作国: アメリカ
監督: クリストファー・マッカリー
出演: トム・クルーズ、ヘンリー・カヴィル、ヴィング・レイムス、サイモン・ペッグ、レベッカ・ファーガソン

「ミッション：インポッシブル／フォールアウト」は、トム・クルーズがIMFのエージェントであるイーサン・ハントを演じる、「ミッション・インポッシブル」シリーズの第6作。シリーズで初めて、前作と同じ人物（クリストファー・マッカリー）が監督を務め、前作の続きの形でストーリーが展開される。ルーサー、ベンジーに加え、前作で登場したイルサ、レーン、ハンリーも再登場する。シリーズでおなじみのテーマ曲によるオープニングタイトルも登場する。

サターン賞の「アクション/アドベンチャー映画賞」を受賞し、「男優賞＝トム・クルーズ」「脚本賞」「特殊効果賞」にノミネートされる評価を受けた。興行的にもヒットとなり、アメリカで2.2億ドルの興行収入を上げ、2018年公開作の8位となった。日本でも47億円を超える興行収入となり、2018年の洋画の7位となった。

新しい任務

IMF（インポッシブル・ミッション・フォース）のエージェントであるイーサン・ハントに、新しい任務が与えられる。ソロモン・レーンがリーダーだった「シンジケート」の残党が、「アポストル」と名乗って活動している。アポストルはジョン・ラークという男に雇われ、核兵器を作れる学者デルブルックを誘拐。東ヨーロッパの組織からプルトニウムを購入して核兵器を作り出そうとしている。プルトニウムをアポストルの手に渡さないことがイーサンの任務だった。

プルトニウムを奪われる

ルーサー、ベンジーと組み、ベルリンで東ヨーロッパの組織からプルトニウムを購入しようとしたイーサン。だがアポストルに襲われ、イーサンがルーサーの命を優先したために、プルトニウムが奪われてしまう。デルブルックを確保したイーサンたちは、捕らえたデルブルックの携帯電話からホワイト・ウィドウと呼ばれる女性の存在をつかむ。プルトニウムを持つホワイト・ウィドウとラークがパリで取引することがわかり、イーサンが向かうことになる。CIA長官のスローンは、部下のウォーカーをオブザーバーとして同行させる。

スカイダイビング

捕らえたラークのマスクをその場で制作し、マスクをかぶったイーサンがラークになりすまして、ホワイト・ウィドウからプルトニウムを買い取る作戦が実行される。パリで開かれている慈善パーティの会場に、飛行機からスカイダイビングで降下するイーサンとウォーカー。ウォーカーに雷が落ちるトラブルが起こるが、イーサンが助ける。2人は侵入に成功する。