スパイダーマン3

公開年: 2007年
製作国: アメリカ
監督: サム・ライミ
出演: トビー・マグワイア、キルスティン・ダンスト、ジェームズ・フランコ、トーマス・ヘイデン・チャーチ

「スパイダーマン3」は、サム・ライミ監督、トビー・マグワイア主演による、「スパイダーマン」シリーズ第3作。前作でメリー・ジェーンと結ばれたピーターの前に、父の復讐に燃えるハリー、新たな敵のサンドマンが立ちはだかる。さらに、ピーター自身も謎の生命体に寄生され、「ブラック・スパイダーマン」となってしまう。

サターン賞のファンタジー映画賞、監督賞、特殊効果賞、助演男優賞（ジェームズ・フランコ）にノミネートされるなどの評価を受けた。興行的には大ヒットとなり、北米で3億3千万ドル以上の興行収入を上げ、2007年の1位となった。世界でも8億9千万ドルを超える興行収入を上げた。日本では、71億円を超える興行収入となり、2007年の洋画で3位となった。

黒い生命体

スパイダーマンは町の人気者となり、治安も維持されている。メリー・ジェーンの初日の舞台を見に来たピーターは、メリー・ジェーンを褒める。一方、父をスパイダーマンに殺されたことをうらむハリーは、ピーターに敵意を見せる。ピーターとメリー・ジェーンが、クモの巣に寝転んで夜空を見上げ、キスをする。その時、隕石が近くに落ち、黒い液体状の生命体がピーターのバイクに張りつく。

シーン 1 スパイダーマン3

隕石の落下

スパイダーマンとして活躍し、市民のヒーローとなったピーター。スパイダーマンの正体・・・であることを知っためりー・ジェーンと愛し合うようになっていた。そんなメリー・ジェーンも、ブロードウェイのミュージカルで主演を務めるまでになっていた。ピーターとメリー・ジェーンは、クモの巣をハンモック代わりにして、星空を見上げて愛を語り合・・・

ニュー・ゴブリン登場

脱獄したフリント・マルコが、娘と妻の家にやって来る。マルコは娘の病気を治すために必ず金を手に入れると約束して去っていく。一方、ピーターはメリー・ジェーンへの結婚のプロポーズを決意したことをメイおばさんに話す。メイおばさんは、ベンおじさんからもらった結婚指輪をピーターに渡す。帰り道で、ピーターはニュー・ゴブリンとなったハリーに襲われる。ピーターに地面にたたきつけられたハリーの心臓が止まってしまう。

シーン 2 スパイダーマン3

スパイダーマン VS　ニュー・ゴブリン

メリー・ジェーンと星空をながめるデートをした後、ピーターはメイおばさんを訪れる。・・・メリー・ジェーンに結婚のプロポーズをすることをメイおばさんに話すピーター。メイおばさんは喜んでくれ、自分がベンおじさんからもらった結婚指輪をピーターに渡す。メイおばさんの部屋から自宅にバイクで戻るピーターを、ニュー・ゴブリンとなったハリ・・・

サンドマン誕生

ハリーは病院に運ばれる。ハリーの命は助かるものの、短期的な記憶を忘れてしまう。スパイダーマンと父のことも忘れており、ピーターのことを親友と認識している。ピーターは何が起こったかを内緒にする。一方、警察に追われたマルコは、素粒子物理実験場に逃げ込む。そこで行われていた実験に巻き込まれ、肉体が砂状のサンドマンとなってしまう。