ウルフ・オブ・ウォールストリート

公開年: 2013年
製作国: アメリカ
監督: マーティン・スコセッシ
出演: レオナルド・ディカプリオ、ジョナ・ヒル、マーゴット・ロビー、ジャン・デュジャルダン、ロブ・ライナー

「ウルフ・オブ・ウォールストリート」は、ジョーダン・ベルフォートの回想録である、「ウォール街狂乱日記 - 「狼」と呼ばれた私のヤバすぎる人生」が原作となっている。レオナルド・ディカプリオが映画化権を獲得し、プロデューサーも務めている。監督は、ディカプリオとは5回目のコラボレーションとなるマーティン・スコセッシが担当している。

アカデミー賞で作品賞を含む5部門にノミネートされるなどの評価を受けた。ジョーダンを演じたレオナルド・ディカプリオは、ゴールデングローブ賞の男優賞(コメディ／ミュージカル)を受賞した。興行的にも北米で1億ドルを超えるヒットとなった。世界での興行収入は3億9千万ドルを超え、マーティン・スコセッシ監督作で最大のヒットとなった。

ジョーダン・ベルフォート

証券会社のストラットン・オークモントの社長であるジョーダン・ベルフォードは、億万長者で、豪邸やジェット機やヘリを所有し、美人の妻がおり、ドラッグにまみれた生活を送り、売春婦と楽しむ日々を送っている。そんなジョーダンが何よりも興奮するのは金であると語る。そして、今の生活を送るようになるまでの日々を語り出す。

株式仲買人の心得

22歳の頃、妻のテレサと結婚したばかりのジョーダンは、ウォール街の証券会社で働き始める。ボスのマーク・ハンナから、オナニーやコカインといった株式仲買人としての心得を教わりながら、ジョーダンは株式仲買人の資格を取得する。取得して初めての出勤日である1987年の10月19日はブラックマンデーで、株は大暴落。証券会社はつぶれ、ジョーダンは無職となる。

シーン 1 ウルフ・オブ・ウォールストリート

マークから株式仲買人の心得を学ぶジョーダン

テレサと結婚したばかりのジョーダン・ベルフォートは、株式仲買人として成功するため・・・にウォール街にやって来る。1899年創業のLFロスチャイルド証券に就職したジョーダンは、ボスのマーク・ハンナに気に入られる。マークは、入社したばかりのジョーダンをランチに誘う。ランチでマークは、ジョーダンに株式仲買人としての心得を教える・・・

シーン 2 ウルフ・オブ・ウォールストリート

胸をたたきながら唸り声を上げるマーク

株式仲買人として成功するためにウォール街にやって来たジョーダン・ベルフォート。1・・・899年創業のLFロスチャイルド証券に就職したジョーダンは、ボスのマーク・ハンナに気に入られる。マークは、入社したばかりのジョーダンをランチに誘う。マークはジョーダンに、株式仲買人としての心得を話す。さらにマークはジョーダンに、オナニー・・・

ペニー株

ジョーダンは、公開されていない安い店頭株（ペニー株）を売る小さな証券会社に勤め始める。巧みな話術で営業成績を上げていくジョーダン。やがて大金を稼ぐようになったジョーダンは、ドニーという男と出会う。ジョーダンの稼いでいる金額を知ったドニーは、会社をやめてジョーダンの部下となる。2人は自分たちの証券会社を作ることにする。地元でマリファナなどを売る男たちを仲間に誘うが、一番優秀なブラッドには断られる。