登場人物・キャスト　12モンキーズ

キャサリン・ライリー博士(マデリーン・ストウ)

重要な部分に触れている場合があります。

キャサリン・ライリーは、精神医学の博士である、映画「12モンキーズ」の登場人物。1990年にボルティモアで郡の職員として勤務していた時に、留置所に収容されたコールを診断し、精神病院に入院させる。拘束の指示を出さなかったところ、コールが職員に暴行を振るって逃走しようとしたことから、判断をミスしたと責められる。

1996年には、著書を出版して講演とサイン会を開く。講演では世界の破滅を主張する心理を「カサンドラコンプレックス」と説明する。サイン会では、ピータース博士と顔を会わせる。再び姿を現したコールによって脅され、車でフィラデルフィアまで連れて行くように強要される。途中で泊まったホテルではベッドに縛りつけられる。ウイルスがまかれると話すコールが妄想を抱いていると考えて説得し、コールの足の銃弾を取り出してやる。

コールが突如として姿を消したあと、コールが話していた通りに少年が井戸に落ちた事件は少年の芝居だったこと、コールの足から取り出した銃弾が1920年以前の物だったことから、コールの話を信じるようになる。再び姿を現したコールとフロリダへ逃げることするが、空港でピータース博士を見つける。ピータース博士がウイルスをばらまいた人物であることに気づき、コールにそのことを伝える。だがコールは空港の警備員に撃たれてしまい、死にゆくコールを腕の中で見取る。

・コールの話が真実と分かったあと、ジェフリーの父に電話をかけて警告し、12モンキーズのアジトにスプレーで警告文を書くといった行動を起こす。

キャスト

キャサリン・ライリー博士を演じているのは、アメリカの俳優であるマデリーン・ストウ。公開時37歳頃。同時期の出演作には、「チャイナ・ムーン/魔性の女白い肌に秘められた殺意」(1994)、「バッド・ガールズ」(1994)、「瞳が忘れない/ブリンク」(1994)などがある。

「12モンキーズ」の関連項目

シーン 2 12モンキーズ

留置場でコールの話を聞くキャサリン

ウイルスによって50億の人間が死に、生き残った人々は地下で暮らす未来。未来の科学・・・者たちは、ウイルス散布の秘密を探るために、囚人を過去へと送り込んでいた。刑務所に入れられていたジェームズ・コールは、これまでは人選を失敗してうまくいかなかったという過去に戻る任務を、科学者たちから与えられる。 1996年に送られるはずだっ・・・

シーン 5 12モンキーズ

医者との面談を受けるコール

ウイルスによって50億の人間が死に、生き残ったわずかな人々は地下で暮らす未来から・・・、ウイルスの秘密を探るため過去に送り込まれたジェームズ・コール。だが、1996年に送られるはずだったコールは、手違いで1990年のボルティモアに送られてしまう。コールは精神病院へと送られ、そこでジェフリーという男と出会う。その後、キャサ・・・

シーン 10 12モンキーズ

「12モンキーズ」の目的

ウイルスの起源を探るため未来から過去にやって来たジェームズ・コール。何度も過去と・・・現在を行き来した末に、コールとキャサリンは互いのことを愛し合うようになる。そして、海を見たことがないというコールのために、2人はフロリダに逃げることにする。コールはつけヒゲで変装し、キャサリンは髪の色や髪形を変える。空港に向かうためにタ・・・

セリフ・名言 12 12モンキーズ

キャサリン「心理学は現在の宗教ね。善悪を決められる。狂人と正常な人間を決められる。私の信仰は揺らいでるわ」

1:23:15頃コールからウイルス散布による人類滅亡の危機について話を聞いたキ・・・ャサリン。最初はコールの妄想と思っていたキャサリンだったが、コールが第一次世界大戦の戦場の写真に写っていたことなどから、真実と考えるようになる。だが、上司にあたるフレッチャーからは否定される。・・・

人物 1 12モンキーズ

ジェームズ・コール

俳優：ブルース・ウィリスジェームズ・コールは、未来の囚人である、映画「12モンキーズ」の登場人物。多くの・・・暴力事件を起こし、「反社会レベル6」と認定されて終身刑を命じられている。ウイルスによって住めなくなった地表の調査を強制され、その後ウイルスについての情報を集めるために過去へと送られる。ウイルスがまかれた1996年に送られるはずが1990年に・・・