きのこや菌類の秘めたる力に迫ったドキュメンタリー映画「素晴らしき、きのこの世界」が、9月24日より劇場公開されることが決まった。
「素晴らしき、きのこの世界」は、ナショナルジオグラフィックなどのドキュメンタリー作品を手掛け、タイムラプス映像（一定の間隔で撮影した静止画をつなげた映像）のパイオニアと言われる映像作家ルイ・シュワルツバーグの監督作。きのこ好きのアカデミー賞俳優ブリー・ラーソンがナレーションを務め、菌類学者のポール・スタメッツや「フード・インク」にも出演したジャーナリストのマイケル・ポーラン、人気フードライターのユージニア・ボーンらが登場する。
本作では、医療や環境問題などに対する、菌類を使った知られざる解決策などが描かれる。きのこ・菌類は、食物としてだけでなく、生命の再生や維持やアルツハイマーやがんなどの治療、環境汚染の浄化にまで役立つことから、地球上のさまざまな問題への応用が期待されているという。幻覚作用をもたらす一方で、人間の命を救う力も持っていると言われるきのこ・菌類の可能性を提示し、神秘的なきのこの力が描かれている。
【作品情報】
素晴らしき、きのこの世界
2021年9月24日(金)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開
配給：アンプラグド
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