春名風花「どうか家族で観て学び、恐れずに毅然と立ち向かって欲しい」 映画「SNS」鑑賞コメント

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春名風花「どうか家族で観て学び、恐れずに毅然と立ち向かって欲しい」 映画「SNS」鑑賞コメント

 3名の成人女性が未成年の設定でSNSに登録した時に起こることを検証したドキュメンタリー映画「SNS-少女たちの10日間-」が、4月23日から劇場公開される。このたび、ひと足先に本作を鑑賞した著名人による鑑賞コメントが公開された。

 俳優の春名風花は、「加害者の多くは小児性愛者ではない。強く感じたのは、「性欲」よりも「支配欲」。子ども相手なら暴力や恐怖で簡単に支配できるからだ。だが、加害者を野放しにしたまま、闇雲に子どもから SNS を取り上げても何の解決にもならない。どうか家族で観て学び、恐れずに毅然と立ち向かって欲しい」とコメントを寄せている。

 エッセイストの小島慶子は、「子どもの支援を行う複数の NPO から、コロナ禍で子どもたちが長時間ネットに繋がるようになって、性搾取被害の相談が増えていると聞いた。日本でもこの映画と同じようなことが毎日起きている。加害者たちの卑劣さは正視に堪えない。被害を誰にも言えず、危険にさらされている子どもが大勢いる。ぜひ多くの人に見てほしい」と語っている。

 「SNS-少女たちの10日間-」は、“12 歳・女子”になりすました幼い顔立ちの18歳以上の3名の女優がSNSで“友達募集”をすることで起こる出来事を描いたドキュメンタリー映画。2,458人もの成人男性からコンタクトがあり、中には性的な要求をしてくる者もいる実態が明らかとなる。現代の子どもたちが直面する危険を映し出した本作は、SNSと常に接するジェネレーションZ世代やその親たちに恐怖とともに迎えられ、本国チェコではドキュメンタリーとしては異例の大ヒットを記録した。さらに、児童への性的搾取の実態を捉えた映像として、チェコ警察から刑事手続きのための映像が要求されるなど、実際の犯罪の証拠として警察を動かしたという。

【コメント】

■春名風花(俳優)
加害者の多くは小児性愛者ではない。強く感じたのは、「性欲」よりも「支配欲」。子ども相手なら暴力や恐怖で簡単に支配できるからだ。だが、加害者を野放しにしたまま、闇雲に子どもから SNS を取り上げても何の解決にもならない。どうか家族で観て学び、恐れずに毅然と立ち向かって欲しい。

■小島慶子(エッセイスト)
子どもの支援を行う複数の NPO から、コロナ禍で子どもたちが長時間ネットに繋がるようになって、性搾取被害の相談が増えていると聞いた。日本でもこの映画と同じようなことが毎日起きている。加害者たちの卑劣さは正視に堪えない。被害を誰にも言えず、危険にさらされている子どもが大勢いる。ぜひ多くの人に見てほしい。    

■仁藤夢乃(一般社団法人 Colabo 代表理事)
日本の少女たちも、この映画とまったく同じ現実を生きている。しかし日本社会では、それが子どもの非行や問題として語られ、被害者が責められ続けてきた。少女を性的に狙い、搾取する男性が無数にいる。加害者の存在や、性暴力の起きる社会的構造から目を背けてきたのは、私たち大人だ。現実を知った一人ひとりが、変えるために行動しなければ、それは加害を容認することになる。

■京師美佳(防犯アドバイザー)
子供への性犯罪の危険性を映像にした驚くべき作品。ぜひ大人も子供も見て欲しい。

■今井紀明(認定 NPO 法人 D×P 代表)
半分観た段階でショックすぎて観れなくなり、今立ち止まっている。これ、男性の方が現実を観た方がいいと思う。知ってはいたが、知らなかった、だ。    

【作品情報】
SNS-少女たちの10日間-
2021年4月23日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次ロードショー
配給:ハーク
@2020 Hypermarket Film, Czech Television, Peter Kerekes, Radio and Television of Slovakia, Helium Film All Rights Reserved.

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