2025年7月4日より劇場公開中の、読売文学賞の戯曲・シナリオ賞を受賞した松田正隆による戯曲を演出家・玉田真也の監督・脚本で映画化し、共同プロデューサーも務めるオダギリジョーが主演する映画「夏の砂の上」から、オダギリジョー、髙石あかり、松たか子、満島ひかり、森山直太朗、高橋文哉、光石研が一堂に会し、それぞれの演じたキャラクターにちなんだ質問に、マルとバツで回答していく“○×スペシャルトーク”映像が公開された。
オダギリジョーが演じる主人公の治が、妹から突然娘を預けられることにちなんで「治のように無茶なお願いをされやすい」という最初の質問には、満島と森山の二人が「○」。仲良し家族で有名な満島は「下に弟妹が3人いるお姉ちゃんなので、両親から頼まれることが多い」と明かし、森山は「カラオケに行くと『ハモッて』といわれる」と苦笑。それでもお願いされると、ついハモッてしまうそうで、「嫌いじゃない」と笑顔で打ちあけている。
次は、松が演じる治の妻・恵子が、冒頭でパジャマをとりにきたシーンにちなんで、「恵子のようにパジャマ派である」という質問。ここでは、オダギリだけが「×」で、「意外とみなさんパジャマなんですね?!」と驚くオダギリは、Tシャツ派であることを明かしている。
他にも、「人を信じやすい」「一途なところがある」「今だから話せる現場のマル秘エピソードがある」といった質問をもとに、トークが繰り広げられている。
「夏の砂の上」は、息子を亡くした喪失感から人生の時間が止まり、妻に見限られた主人公と、妹が置いていった17歳の姪(めい)による、突然の共同生活からはじまる物語。愛を失った男、愛を見限った女、愛を知らない少女の、それぞれの痛みと向き合いながら、彼らが夏の砂のように乾き切った心に、小さな希望の芽を見つけていく姿を描く。
オダギリジョーが主演の小浦治を演じるほか、治の姪で父親の愛を知らずに育った優子役に髙石あかり、治の妻・小浦恵子役に松たか子、父親のいない優子を兄の治に預け、男の元へはしる奔放な妹・阿佐子役に満島ひかり、治が働いていた造船所の同僚・陣野役に森山直太朗、優子のバイト先の先輩で優子へ好意を寄せる・立山役に高橋文哉、治の造船所の同僚・持田役に光石研が顔をそろえる。
【作品情報】
夏の砂の上
全国公開中
配給:アスミック・エース
©2025映画『夏の砂の上』製作委員会