2023年6月23日より劇場公開される、オジロマコトの同名漫画の映画化作「君は放課後インソムニア」から、原作漫画の舞台と同じ石川県七尾市で撮影された花火のシーンの、本編映像が公開された。
花火のシーンは、約2500発の花火が打ち上げられる「七尾港まつり」に合わせて撮影を実施。タイミングを逃がすと撮りきれないという緊張感の中で撮影されたショットは、森七菜と奥平大兼のアドリブの芝居もあり、笑顔に満ちた青春のキラメキにあふれるシーンとなっている。
池田千尋監督は、「撮影当初は、キャストといろいろ話をしながら進めていましたが、そのうち七菜ちゃんと奥平くんに任せて、2人がどんな風に演じるのか、2人をずっと見ていたいと思うようになった」と語っている。
本作の撮影は、昨年の夏に行われた。もともと原作漫画が地元の方たちに親しまれていたということもあり、石川県立七尾高校をはじめ、各所での撮影交渉も「“君ソム”のためならば!」という厚い協力によって順調に進められた。キャスト陣も、原作に登場するシーンと同じ風景を目の当たりにし、その再現率に驚くとともに「まるで聖地巡礼のよう!」と大喜びだったという。
「君は放課後インソムニア」は、石川県七尾市を舞台に、不眠症に悩む高校生・中見丸太(なかみ・がんた)が、文化祭の準備を抜け出して入った物置になっている天文台で、同じく不眠症の曲伊咲(まがり・いさき)と出会うことから始まる青春ストーリー。森七菜と奥平大兼がダブル主演を務める。監督を務めるのは、脚本家として活躍する一方、演出を担当した昨年放送のテレビドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」で、第59回ギャラクシー賞テレビ部門の優秀賞受賞などを受賞した池田千尋。
【作品情報】
君は放課後インソムニア
2023年6月23日全国公開
配給:ポニーキャニオン
©オジロマコト・小学館/映画「君ソム」製作委員会