栗林藍希 波岡一喜は「お父さんみたいな感じ」 「聖なる蝶 赤い部屋」で共演

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栗林藍希 波岡一喜は「お父さんみたいな感じ」 「聖なる蝶 赤い部屋」で共演

 映画「聖なる蝶 赤い部屋」の初日舞台挨拶が、出演した栗林藍希、波岡一喜、柾木玲弥と窪田将治監督が登壇した。

 「聖なる蝶 赤い部屋」は、江戸川乱歩の短編小説「悪魔人形」を原案としたエロティック・サスペンス。江戸川乱歩の短編小説を現代にアレンジした「赤い部屋」シリーズの第3弾で、シリーズ前2作も手掛けた窪田将治が、監督・脚本・編集を務めている。女子生徒への盗撮が発覚してすべてを失った元高校教師・杉浦の前に現れた少女・ルミがなりゆきで関係を持つようになり、やがて悲しい運命をたどる姿が描かれる。杉浦役を波岡一喜が演じ、ルミ役を栗林藍希が演じている。

 無事に「赤い部屋」三部作を観客に届けることができた窪田監督は一安心の様子を見せた。「聖なる蝶」に関しては、「このラストシーンがやりたくて脚本を書いて、その後、合う原作を探しました」と、切なさあふれるラストシーンへの強い思い入れを口にした。

 肌が触れ合う官能的なシーンも多かった波岡との共演について聞かれたルミ役の栗林は、「優しかったです。見た目が結構、怖いので(笑)、最初はビクビクしてたところもあったけど、誰よりも優しかったです」と語った。波岡が「裸の関係が長かった分、われわれにしか見えない友情や思いやりがありました。”守ってあげよう”という気持ち」と語ると、栗林も「お父さんみたいな感じがありました(笑)」とうなずいていた。

 最後は栗林が「見るまでは正直、ドキドキしたんですが、すごく面白いなと思いました」と語り、波岡さんは「僕の中では純愛。本当の愛の物語だと思っています」と、作品をアピールした

【作品情報】 
聖なる蝶 赤い部屋
2021年4月16日(金)より シネマート新宿にて 2週間限定レイトショー
配給:キングレコード
©2021「聖なる蝶 赤い部屋」製作委員会

  • 作品

聖なる蝶 赤い部屋

公開年 2021年
製作国 日本
監督  窪田将治
出演  栗林藍希、波岡一喜、柾木玲弥、柳憂怜、木下ほうか、草野康太
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