自分の首と人質をワイヤーとショットガンで固定 生放送の記者会見を要求 「デッドマンズ・ワイヤー」予告

映画スクエア

 2026年7月17日より劇場公開される、ガス・ヴァン・サント監督「デッドマンズ・ワイヤー」の、予告編が公開された。

 予告編では、トニーが人質を取り、自分と人質の首をつなぐ“デッドマンズ・ワイヤ―”の説明を誰かに電話で伝える様子から始まる。警察が包囲するもどうすることもできず、ワイヤーにつながれたままトニーは、パトカーを奪って逃走しながら、自分がひどい目にあったことを主張する。その様子は地元テレビ局のクルーにしっかりと撮影されていた。息子を人質に取られても一切動じることなく、身の潔白を訴えるホール社長。トニーが熱烈なファンだったことから巻き込まれてしまったラジオ局の人気DJフレッドも緊迫の状況を番組で伝える。

 トニーは、立てこもり現場に全米のマスコミを入れ、銃を突きつけたままで生放送の記者会見を実施。彼の生の声に、全米の反応は真っ二つに分かれる。凶悪犯のはずのトニーが見せる泣きそうな表情、捕らわれの身のディックが少し笑みを浮かべる表情も垣間見える。そして、警察がどうすることもできない中、ついにトニーとホール社長が電話会談をするが、ホールの答えはまさかの「NO」。最悪の結末しか考えられない状況で予告編は終わる。

 「デッドマンズ・ワイヤー」は、実話を基にしたクライム・スリラー映画。不動産投資会社に財産をだまし取られたとして、同社に押し入り役員を人質にとった男は、自分の首と人質の首をショットガンとワイヤーで固定、ヘタに動けば自動発砲される“デッドマンズ・ワイヤー”という装置を使って、警察すら近づけない状況で籠城する。謝罪や補償を訴える男が現場からのメディア出演など異常な行動に出始めると、世間は犯人に同情を抱くようになっていく。警察が突入に備える中、ついに犯人と社長が電話で話すことになる。

 デッドマンズ・ワイヤーとは、ソードオフ(先端をのこぎりでカット)したショットガンの先に、人質の首にくくり付けるためのワイヤーを取り付け、さらに引き金と自分の首をくくり付ける用のワイヤーを取り付けたもの。人質が離れようとしたり、犯人に危害が加えられると、自動で引き金が引かれて、発砲される仕組みになっている。

 犯人のトニー・キリシス役で主演するのは、「IT」シリーズなどのビル・スカルスガルド。人質となるディックを「ストレンジャー・シングス」シリーズのデイカー・モンゴメリーが演じる。ほかに、事件を担当するグレイブル刑事役にケイリー・エルウィス、事件を追う地元テレビ局のレポーター・リンダ役にマイハラ、事件に巻き込まれる人気ラジオ番組のDJフレッド・テンプル役にコールマン・ドミンゴ、不動産投資会社社長のM・L・ホール役にアル・パチーノが顔をそろえる。

自分の首と人質をワイヤーとショットガンで固定 生放送の記者会見を要求 「デッドマンズ・ワイヤー」予告

【作品情報】
デッドマンズ・ワイヤー
2026年7月17日(金)公開
配給:KADOKAWA
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