孤独なエヴァンがついた思いやりの嘘 SNSで拡散され共感を生む 「ディア・エヴァン・ハンセン」予告編

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 11月26日より劇場公開される、トニー賞、グラミー賞、エミー賞を受賞したブロードウェイ・ミュージカルの映画化作「ディア・エヴァン・ハンセン」の予告編が公開された。

 解禁となった予告映像は、「Dear Evan Hansen」とエヴァンが自らに宛てて手紙を書くシーンから始まる。自分の殻を破り一歩踏み出したいと悩む孤独なエヴァン。骨折して腕にギプスをつけたエヴァンは、コナーと出会う。コナーは真っ白なギプスに自分の名前を書き残す。ある日、コナーの自殺を聞かされるエヴァン。コナーの両親がエヴァンのギプスを見て息子の親友だと誤解するが、2人がこれ以上傷つくことを恐れたエヴァンは、とっさに嘘をついてしまう。エヴァンがついた“思いやりの嘘”は多くの人々の共感をうみ、SNSで拡散。エヴァンの人生を大きく変えていくことが描き出されている。

 冒頭でエヴァンが「こんな人生じゃなければ…」と嘆くなかで流れる曲は、エヴァンを演じるベン・プラットが歌う「Waving Through a Window」。舞台版での隠れた名曲として人気が高く、米ダンスクラブソング・チャートで1位を獲得。ケイティ・ペリーなど多くのアーティストもカバーするなど、全世界で愛されている。

 「ディア・エヴァン・ハンセン」は、主人公の孤独なエヴァン・ハンセンが、1通の手紙と思いやりの嘘をきっかけに、人とのつながりや本当の自分に気づくまでの過程を描いたミュージカル作品。主人公のエヴァン・ハンセンを演じるのは、ミュージカル版でも主役を演じたベン・プラット。加えて、エヴァンが思いを寄せるコナーの妹にケイトリン・デヴァー、エヴァンを支え励ますシングルマザーにジュリアン・ムーア、コナーとゾーイの母親にエイミー・アダムスが顔をそろえる。監督は、「ワンダー 君は太陽」「ウォールフラワー」のスティーヴン・チョボスキーが務める。

孤独なエヴァンがついた思いやりの嘘 SNSで拡散され共感を生む 「ディア・エヴァン・ハンセン」予告編

【作品情報】
ディア・エヴァン・ハンセン
2021年11月26日(金)より全国ロードショー
配給:東宝東和
© 2021 Universal Studios. All Rights Reserved.

  • 作品

ディア・エヴァン・ハンセン

公開年 2021年
製作国 アメリカ
監督  スティーヴン・チョボスキー
出演  ベン・プラット、エイミー・アダムス、ジュリアン・ムーア、ケイトリン・デヴァー
作品一覧