新型コロナウイルスの影響で公開延期となっていた映画「シャイニー・シュリンプス！愉快で愛しい仲間たち」の新劇場公開日が7月9日に決まり、予告編とポスタービジュアルが公開となった。
「シャイニー・シュリンプス！愉快で愛しい仲間たち」は、実在のゲイの水球チーム「シャイニー・シュリンプス」をモデルにしたフランス映画。「シャイニー・シュリンプス」のコーチとなった、ゲイ嫌いの元オリンピック銀メダリストの水泳選手・マチアス。当初は適当にコーチをやり過ごそうとしていたマチアスだったが、自身をチームに招き入れたリーダーの病気や、明るく陽気に振る舞う他のメンバーの抱える悩みを知る。そして、どんな困難にも持ち前のユーモアで立ち向かい、自分らしく生きるシャイニー・シュリンプスの姿によって、マチアスも変わっていく。
本作は、実際に「シャイニー・シュリンプス」の一員で、監督・脚本を務めたセドリック・ル・ギャロの体験に着想を得て製作された。チームに所属するまで、ゲイの友人が一人もいなかったというル・ギャロ監督。それぞれが悩みを抱えながらも、お互いのありのままを受け入れるメンバーたちに出会えたことは、映画のマチアスと同様に「人生が変わるほどの経験」だったという。
新たな公開日決定に、共同で監督を努めたル・ギャロ監督とマキシム・ゴヴァール監督の2人から連名で「一年間の不安定な時期を経て、日本での公開が決まりとても嬉しくワクワクしています。この危機は、人生は儚く短いものであることを思い出させてくれるはずです。だからこそ、本当の自分を受け入れることが急務であり、今しかないのです--それはまさにシャイニー・シュリンプスの目的です。違いを分かち合いましょう、映画館に行きましょう、そしてまたお会いしましょう！」と、喜びのコメントが寄せられた。
公開された予告編では、脱いだ水着をはしゃいでマチアスに投げつけるなど明るいシャイニー・シュリンプスの姿、終始しかめっ面のマチアスの姿などが描かれたあと、ジャンの病気を知ったマチアスがコーチとして真剣にチームのメンバーに向き合い、団結力が高まっていく様子などが切り取られている。あわせて公開されたポスタービジュアルでは、明るい夜明けのような風景の中にたたずむシャイニー・シュリンプスのメンバーとマチアスの姿が映し出されている。
また、激しく動くエビのイラスト「えっびっ」のLINEスタンプが人気のクリエイター伊豆見香苗とのコラボ手ぬぐいが、2月12日より発売されるムビチケカードの上映劇場での購入特典となることが発表された。「えっびっ」でデザインされた、バスに乗り込むシャイニー・シュリンプスのメンバーのイラストがプリントされている。
シャイニー・シュリンプス！愉快で愛しい仲間たち
2021年7月9日（金）ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、Bunkamuraル・シネマ ほか全国順次公開
配給：ポニーキャニオン、フラッグ
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