ある地点にカメラを固定 その場所に暮らす幾世代もの家族を交差して描く 「HERE 時を越えて」公開決定

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ある地点にカメラを固定 その場所に暮らす幾世代もの家族を交差して描く 「HERE 時を越えて」公開決定

 「バック・トゥ・ザ・フューチャー」「フォレスト・ガンプ/一期一会」などのロバート・ゼメキス監督最新作「HERE 時を越えて」が、2025年4月4日より劇場公開されることが決まった。

 「HERE 時を越えて」は、地球上のある地点にカメラが固定され、その視点が捉える場所で生きるものたちのドラマを描き出した作品。恐竜が駆け抜け、氷河期を迎え、オークの木が育ち、先住民族の男女が出会い、悠久の時を越えてその場所に家が建ち、いくつもの家族が入居しては出てゆく姿といった、紀元前から現代までを往き来する壮大な時間旅行をひとつの舞台で描く。

 いくつか描かれる家族の物語のうち、中心となるのはリチャード(トム・ハンクス)とマーガレット(ロビン・ライト)の夫婦。1945年に戦地から帰還したアルと妻のローズがその家を購入し、やがてリチャードが生まれる。世界が急速に変化していく中、絵の得意なリチャードはアーティストになることを夢見ていたが、マーガレットと恋におちて、思いがけない人生が始まる。

 ロバート・ゼメキス監督作「フォレスト・ガンプ/一期一会」に出演した、トム・ハンクスとロビン・ライトが再結集。2人は、10代から70代までをひとりで演じきるという挑戦に挑んだ。ゼメキス監督は演技をしているその場で、モニター上でさまざまな年代の顔に入れ替わる最新VFXの技術を起用。2人は現場で10代から70代の自分の顔が映された映像を見ながらシーンごとの年齢に合うように瞬時に動きを調整したという。

ある地点にカメラを固定 その場所に暮らす幾世代もの家族を交差して描く 「HERE 時を越えて」公開決定

【作品情報】
HERE 時を越えて
2025年4月4日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー
配給:キノフィルムズ
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