3月26日に劇場公開される、天才発明家ニコラ・テスラの半生を描く「テスラ エジソンが恐れた天才」から、イーサン・ホーク演じるテスラが歌うシーンの本編映像が公開された。
公開された本編映像は、才能にあふれているが現実世界との折り合いに苦しむニコラ・テスラの、孤独な心象風景を描いたシーン。スタンドマイクの前に立ったテスラは、1980年代の人気バンド「ティアーズ・フォー・フィアーズ」の楽曲「ルール・ザ・ワールド」を歌う。実際のテスラが生きていた時代には存在しなかった曲を使い、必死に歌うシーンでテスラの孤独を表現したこのシーンは、本作がテスラの単純な伝記映画ではないことを教えてくれる。
「テスラ エジソンが恐れた天才」は、天才発明家ニコラ・テスラの半生を描いた伝記映画。数々の発明を世に残したテスラは、オバマ元米大統領、アップルの設立者・スティーブ・ジョブズ、宇宙開発企業スペースX社のイーロン・マスクなどからもリスペクトを受ける存在として知られる。交流電流によってエジソンとの電流戦争に勝利しながらも、天才ゆえに孤独な人生を歩んだテスラを、「ガタカ」などのイーサン・ホークが演じ、ライバルともいえるエジソンを「ツインピークス」などのカイル・マクラクランが務める。
【作品情報】
テスラ エジソンが恐れた天才
2021年3月26日（金）より、ヒューマントラストシネマ有楽町他全国順次公開
配給：ショウゲート
© Nikola Productions, Inc. 2020
