リーアム・ニーソン、記憶障害のため腕にメモ書きをする姿 「MEMORY メモリー」本編映像

映画スクエア

 2023年5月12日より劇場公開される、リーアム・ニーソンが主演を務めるマーティン・キャンベル監督最新作「MEMORY メモリー」から、リーアム・ニーソン演じる殺し屋の記憶障害を思わせるシーンの、本編映像が公開された。

 完璧な殺し屋として、裏社会でその名をはせてきたアレックスだったが、アルツハイマーを発症し、任務の詳細を覚えられなくなってしまったために引退を決意する。映像では、最後の仕事の依頼を受けるためにホテルに向かったアレックスだったが、「マーシャル様」とロビーで呼ばれても、自分の偽名を覚えておらずぼんやりとした様子を見せる。そして案内された部屋で椅子に腰をかけてそでをまくると、腕には”デヴィッド・マーシャル“”メトロ・ホテル“とのメモがびっちりと書かれている。アレックスは、重要なことは忘れないように、腕にメモを取ることにしているのだった。

 身近にアルツハイマーに苦しむ友人を持つというリーアムは、「私は彼に対して敬意を払うつもりで彼の行いをいくつか取り入れ、正しく伝えようと思いました。オーバーに演じることは簡単ですがそれでは苦しんでいる患者にとっては侮辱になってしまいます。私もマーティン・キャンベル監督もそこには気を使いました」と語り、マーティン・キャンベル監督は「私はリーアムなら絶対に、アルツハイマー病が引き起こす展開を、とても心に響くものにすると思っていました」と演技を称賛している。

リーアム・ニーソン、記憶障害のため腕にメモ書きをする姿 「MEMORY メモリー」本編映像

 「MEMORY メモリー」は、リーアム・ニーソンが、アルツハイマーで記憶を失っていく殺し屋を演じるアクション映画。完璧な殺し屋として、裏社会でその名をはせてきたアレックス。アルツハイマーを発症し、任務の詳細を覚えられなくなってしまったアレックスは引退を決意する。最後と決めた仕事を引き受けるが、ターゲットが少女だと知ったアレックスは怒り、契約を破棄する。「子どもだけは守る」という唯一の信念を貫くため、独自の捜査を開始したアレックスは、財閥や大富豪を顧客とする、巨大な人身売買組織の存在を突き止める。

 70歳を迎えたニーソンが、アルツハイマーで記憶を失っていく殺し屋役で、一生で一度の正義を貫く悪のヒーロー役に挑む。監督は、「007 ゴールデンアイ」「007 カジノ・ロワイヤル」を手掛けたマーティン・キャンベル。ニーソンと初タッグを組む。共演は「L.A.コンフィデンシャル」などのガイ・ ピアース、「007 スペクター」のモニカ・ベルッチ。

【作品情報】
MEMORY メモリー
2023年5月12日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
配給:ショウゲート
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