カンヌで大反響 小野田旧陸軍少尉描く映画「ONODA 一万夜を越えて」 10月公開決定

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カンヌで大反響 小野田旧陸軍少尉描く映画「ONODA 一万夜を越えて」 10月公開決定

 太平洋戦争後もフィリピンのジャングルで孤独に過ごし、約30年後に日本に帰還した実在の人物である、小野田寛郎(おのだ ひろお)旧陸軍少尉を描いた映画「ONODA 一万夜を越えて」の劇場公開日が、10月8日に決まった。

 第74回カンヌ国際映画祭の「ある視点」部門でオープニング作品としてワールド・プレミア上映された本作品。上映後には、約15分ものスタンディング・オベーションが会場を包む反響を呼んだ。また、公式記者会見では、小野田さんを演じる主演の遠藤雄弥と津田寛治が日本からリモートで参加した。

 「ONODA」は、太平洋戦争後も任務解除の命令を受けられないまま、フィリピン・ルバング島で孤独な日々を過ごし、約30年後の1974年に51歳で日本に帰還した実在の人物である小野田寛郎旧陸軍少尉の、孤独と壮絶な日々を描いた人間ドラマ。遠藤雄弥と津田寛治がダブル主演し、全キャストを日本人俳優が務めている。フランス、ドイツ、ベルギー、イタリア、日本の合作で、カンボジアで撮影された「ONODA」を監督したのは、新鋭派監督のアルチュール・アラリ。全編日本語による演出にこだわり、徹底したリサーチをして本作を作り上げた。

カンヌで大反響 小野田旧陸軍少尉描く映画「ONODA 一万夜を越えて」 10月公開決定

【作品情報】
ONODA 一万夜を越えて
2021年10月8日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開
配給:エレファントハウス
©2021映画『ONODA』フィルム・パートナーズ(CHIPANGU、朝日新聞社、ロウタス)

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