6月11日に劇場公開される、安楽死を決断した母親と家族たちを描く映画「ブラックバード 家族が家族であるうちに」から、本編映像が公開された。
公開された本編映像では、先の短い母親が安楽死を決意したことについて、ジェニファー（ケイト・ウィンスレット）とアンナ（ミア・ワシコウスカ）の娘2人が口論をするシーン。警察にすることで母の安楽死を止めようとするアナは、「半年は無事に過ごせるかも」「医者はいつも間違えるわ」と主張。そして、「私はママが知りたい、私をママに知ってほしい」「もっと時間が欲しいの」と訴える。対して、ジェニファーは「私もよ」「ママが決めることよ、生きるも死ぬも」と、母親の意思を尊重するようにたしなめる。
母親がいなくなることを自覚した時に初めて、これまで母親と本気で向き合えてなかったことに気づいたアナ。母親の安楽死を頭では理解していても、感情ではどうしても受け入れることができない。一方で、なんとか受け入れて理解しようと努めるジェニファー。母を強く愛するが故にそれぞれの思いがすれ違う、緊迫感あふれる言い争いのシーンとなっている。
「ブラックバード 家族が家族であるうちに」は、ビレ・アウグスト監督のデンマーク映画「サイレントハート」のリメイク作。安楽死を決意した母親と、集められた家族や親友の姿を描く。アカデミー賞受賞歴を持つスーザン・サランドンとケイト・ウィンスレットが初共演を果たし、「ジュラシック・パーク」シリーズのサム・ニール、「アリス・イン・ワンダーランド」シリーズのミア・ワシコウスカが出演している。監督は「ノッティングヒルの恋人」などのロジャー・ミッチェルが務めている。
【作品情報】
ブラックバード 家族が家族であるうちに
2021年6月11日(金)TOHOシネマズシャンテほか全国ロードショー
配給：プレシディオ、彩プロ
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