山田杏奈「ひらいて」主演 屈折した恋心抱く高校生役 「彼女が嫌いですが、愛さずにはいられませんでした」

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山田杏奈「ひらいて」主演 屈折した恋心抱く高校生役 「彼女が嫌いですが、愛さずにはいられませんでした」

 高校生による禁断の三角関係を描いた、芥川賞作家の綿矢りさによる小説「ひらいて」が、山田杏奈主演で映画化されることが決まった。

 「ひらいて」は、恐れを知らない女子高生の熱い恋心から発展する三角関係を描いた作品。エキセントリックでありながらも切実な純愛を描いている。主人公の女子高生・木村愛役を演じるのは、「ジオラマボーイ・パノラマガール」「樹海村」などの主演作が続いている山田杏奈。監督は、26歳の若手監督・首藤凜が務める。

 主役を務める山田は、「普段役と共に泣いて、共に喜ぶことを目標にしていますが、今回は愛という人とひたすら戦った撮影期間でした。 私は彼女が嫌いですが、彼女を愛さずにはいられませんでした」とコメント。「『ひらいて』を初めて読んだ17歳の冬から、この映画を撮るために生きてきました」と原作への熱い思いを明かす首藤監督は、「歪な彼女たちの青春でもって、世界にはこんなやり方が無数にあるのかもしれないと予感されるように、私の才能と熱の全てを使います」と決意をコメントしている。

■山田杏奈(主演) コメント
木村愛役を務めさせて頂きました、山田杏奈です。 
愛が自分と他人を壊しながら、もがきながら生きる姿が皆さんにどう映るかとても楽しみです。 
普段役と共に泣いて、共に喜ぶことを目標にしていますが、今回は愛という人とひたすら戦った撮影期間でした。 私は彼女が嫌いですが、彼女を愛さずにはいられませんでした。 
素晴らしいキャストの皆さん、スタッフの皆さんと紡いだ作品をどうぞ楽しみにしていてください。

■首藤凜(監督) コメント
綿矢りささんの『ひらいて』を初めて読んだ17歳の冬から、この映画を撮るために生きてきました。
静かな戦いのような撮影期間、そうずっとあなたに会いたかったのだと思う瞬間が幾度もありました。
歪な彼女たちの青春でもって、世界にはこんなやり方が無数にあるのかもしれないと予感されるように、私の才能と熱の全てを使います。

■綿矢りさ(原作) コメント
『ひらいて』は炎のように自分も周りも焼きつくしてしまう、激しい性格の女子高生が主人公で、映像にするとどんな風になるか想像もつきませんでした。でも脚本を読ませていただき、主人公の激しさのなかにある揺らぎや、人に出会って少しずつ変わってゆく様子が描かれていて、感動しました。首藤監督の作り上げられた映像作品を観るのが、とても楽しみです。主演の山田杏奈さんが主人公の体当たりの恋をどのように演じられるのかも、想像が膨らみます。

ひらいて
2021年秋 全国ロードショー
配給:ショウゲート

  • 作品

ひらいて

公開年 2021年
製作国 日本
監督  首藤凜
出演  山田杏奈、作間龍斗、芋生悠、板谷由夏、田中美佐子、萩原聖人、山本浩司、河井青葉
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