三浦貴大「練習はずいぶんしました」 「川内大綱引」の一番太鼓 佐々部清監督遺作「大綱引の恋」で

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三浦貴大「練習はずいぶんしました」 「川内大綱引」の一番太鼓 佐々部清監督遺作「大綱引の恋」で

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 昨年3月に急逝した佐々部清監督の遺作となった映画「大綱引の恋」が、5月7日より全国公開される。3月29日に都内で、佐々部監督の1周忌追悼上映イベントが行われ、出演者の三浦貴大、比嘉愛未、松本若菜、中村優一、升毅、石野真子、西田聖志郎が出席したほか、知英と主題歌を担当したAIがビデオレターを寄せた。

 韓国からビデオレターで登場した知英は、「ロケ地・鹿児島は街も風景も人々も食べ物も素晴らしく、いつか必ず鹿児島に行きます。薩摩川内市は韓国との文化交流がある街なのでうれしかったです。そして佐々部監督とご一緒できたことを光栄だと思っています」と撮影を振り返った。

 太さ40センチの綱を引き合う大綱引きで一番太鼓を務めた三浦は、「練習はずいぶんしました。見た目以上に大変」と苦労を滲ませると、中村は「でも初日の練習から貴大さんはたたけて、一番太鼓経験者のコーチも『あんなに早くはたたけない』と褒めていました。そんなことを言われたら僕も頑張らなければと、ホテルに帰って枕をったいていました」と三浦の筋の良さにジェラシー。それに対し三浦は「僕も同じことをしていました。酒を飲んでいただけではないんですよ」と努力を語った。

 その練習の成果もあり、祭りのシーンについて比嘉は「迫力が違う。本物を見ている感覚。努力が伝わって、カッコよかった」と褒めると、中村も「三浦君のスナップは上手」と絶賛。悔しがる中村に三浦は、「でも佐々部監督は初号を見終わったときに『優一の方が良かった』と言っていたよ」と優しくフォローしていた。

 最後に三浦は「この映画をいろいろな人に見てもらうこと、それを佐々部監督も望んでいます。僕自身も佐々部監督が遺したこの映画を広めていきたい」と思いを込め、三浦の横に設置された佐々部監督の写真が指を差していることから「さっきからずっと佐々部監督に指を差されています。きっと監督も『それな!』と思っているはずです」と遺志を代弁していた。

 「大綱引の恋」は、400年以上の歴史を持つ鹿児島県薩摩川内市の伝統行事「川内大綱引」を題材に、主人公・有馬武志の家族や愛の物語を描いた作品。主人公の武志役を演じるのは三浦貴大。武志が思いを寄せる韓国人女性研修医のジヒョン役を知英、武志の妹・敦を比嘉愛未が務めている。他には、石野真子、松本若菜、中村優一、西田聖志郎、朝加真由美、升毅らが出演している。本年3月に急逝した佐々部清監督の遺作となった。

【作品情報】
大綱引の恋
2021年5月7日より新宿武蔵野館、シネスイッチ銀座他 全国公開
Ⓒ2020映画「大綱引の恋」フィルムパートナーズ

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