デミ・ムーア 見かねたメイクアップアーティストが制止に入る熱演 「サブスタンス」本編映像

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デミ・ムーア 見かねたメイクアップアーティストが制止に入る熱演 「サブスタンス」本編映像

 デミ・ムーア主演の映画「サブスタンス」(公開中)から、美と若さに執着したエリザベスを演じたデミ・ムーアをフィーチャーした特別映像「デミ・ムーア:強烈編」が公開された。

 映像では、テイク数は40以上にもおよび、肌を何度もこすって痛めつけるデミ・ムーアの演技を見かねたメイクアップアーティストが制止に入ったというエピソードも残る、”出かける直前に、鏡の前で何度もメイクを直すが、その度にひどくなっていく”という残酷なシーンから始まる。その後も、若さと美への執着のために苦しみ続けるエリザベスが見せる、鬼気迫るシーンの連続となっている。

 あわせて、イラストレーター五月女ケイ子による「デミ・ムーア人生すごろく」イラストも公開された。16歳の時に家を出たデミが23歳の時に出演した「セント・エルモス・ファイアー」からスタートし、本作「サブスタンス」までのデミ・ムーアの波乱に満ちたキャリアと、鮮やかな復活劇が描かれたイラストとなっている。

デミ・ムーア 見かねたメイクアップアーティストが制止に入る熱演 「サブスタンス」本編映像

 「サブスタンス」の主人公は、50歳の誕生日を迎えた元人気女優のエリザベス。容姿の衰えから仕事が減少し、再生医療“サブスタンス”に手を出したエリザベスだったが、”治療薬”を注射すると、”エリザベスの上位互換体“のスーが、エリザベスの背中を破って現れる。若さと美貌に加え、エリザベスの経験を武器に、たちまちスターダムを駆け上がっていくスー。だが、1つの心をシェアするふたりには、「一週間ごとに入れ替わらなければならない」という絶対的なルールがあった。しかし、スーが次第にルールを破りはじめてしまう。

 エリザベスをデミ・ムーアが、スーをマーガレット・クアリーが演じる。監督と脚本を手掛けたのはコラリー・ファルジャ。デミ・ムーアがゴールデングローブ賞の主演女優賞(ミュージカル&コメディ部門)を受賞したほか、アカデミー賞でも5部門(作品賞/主演女優賞/監督賞/脚本賞/メイクアップ&ヘアスタイリング賞)にノミネートされ、メイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞した。

【作品情報】
サブスタンス
2025年5月16日(金)全国ロードショー
配給:ギャガ
©The Match Factory

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