父娘役の駒井蓮と豊川悦司 実際に岩木山登頂で結束が増す 「いとみち」場面写真公開

映画スクエア

父娘役の駒井蓮と豊川悦司 実際に岩木山登頂で結束が増す 「いとみち」場面写真公開

 駒井蓮と豊川悦司が父娘役を演じる映画「いとみち」から、岩木山の山頂のシーンなどの場面写真が公開された。

 公開された場面写真では、いと(駒井蓮)と父(豊川悦司)が日本百名山のひとつである青森の岩木山の山頂で心を通わせるシーンのほか、いととアルバイトを偵察に来た父との気まずい対面、いとと祖母が三味線を合奏するシーン、津軽メイド珈琲店で働くメイド服姿のいとと先輩たちなどが映し出されている。

 岩木山の山頂のシーンは、実際に岩木山へ登頂して撮影されている。いとを演じた駒井は「(父役の豊川さんと)2人で同じ景色を眺めながら、お互いの空気を交わして、静かな温もりといいますか、親子の語らない温もり、みたいなものを感じながらお芝居させていただきました。一緒に山を登ることで生まれる結束感も大きな力になったと思います」と語り、豊川は「岩木山を登るのは正直しんどかったですが、その分気持ちが入りいいシーンになりました」と、撮影を振り返っている。

 また駒井は父を演じた豊川について、「最初に東京でお会いした時にオーラが凄くあって存在感に圧倒され、どうやったら父と娘になれるのだろうと悩みましたが、(撮影場所の)板柳町で再会したら現場の空気感もあって、すっと父娘になれました」と明かしている。父を演じた豊川悦司も「親子関係というのはとても個的で、それぞれの家庭でまったく異なる関係性のような気がします。僕自身も娘がいますが、娘との関係性を未だ理解できない自分がいる気がします。そういう父親の戸惑いみたいなものを大切に演じてみました」と、自身の私生活を反映させた役作りを語っている。

 「いとみち」は、津軽三味線が得意な青森・弘前市の高校生の相馬いとを主人公とした作品。強い津軽弁のなまりにコンプレックスを持ついとが、一大決心をして津軽メイド珈琲店でのアルバイトをはじめたことをきっかけに、祖母、父、バイト仲間たちに励まされて成長していく姿を描く。タイトルの「いとみち」は、津軽三味線を弾く時に爪にできる「糸道」が由来となっている。越谷オサムによる同名の青春小説を原作とし、舞台となった青森県の津軽地方でロケ撮影された。

父娘役の駒井蓮と豊川悦司 実際に岩木山登頂で結束が増す 「いとみち」場面写真公開

父娘役の駒井蓮と豊川悦司 実際に岩木山登頂で結束が増す 「いとみち」場面写真公開

父娘役の駒井蓮と豊川悦司 実際に岩木山登頂で結束が増す 「いとみち」場面写真公開

いとみち
6月18日(金)青森先行上映&6月25日(金)全国公開
配給:アークエンタテインメント
(C)2021『いとみち』製作委員会

  • 作品

いとみち

公開年 2021年
製作国 日本
監督  横浜聡子
出演  駒井蓮、豊川悦司、黒川芽以、横田真悠、中島歩、古坂大魔王、ジョナゴールド
作品一覧