2024年5月17日より劇場公開される、吉田修一の同名小説を原作に大森立嗣が監督・脚本を務め、福士蒼汰と松本まりかがダブル主演を務める「湖の女たち」の、ポスタービジュアルと本予告が公開された。
ポスタービジュアルは、福士と松本が演じる圭介と佳代の「理屈では説明できない抗えない力」によって”溺れていく”関係を表現するため、水中で撮影しされている。湖に沈んでいくように、水中に漂う姿が捉えられている。
本予告では、介護士の豊田佳代（松本まりか）の、絞り出すような「私がやりました」という声とともに、バッハの旋律が切り裂くような流れ出す映像から始まる。圭介と伊佐美（浅野忠信）の執拗な取り調べに「うちはやってないんや」と泣き叫ぶ介護士・松本（財前直見）、そして危うい関係を深めていく刑事の圭介（福士蒼汰）と佳代の姿が次々と映し出される。一方、事件を追う週刊誌記者・池田（福地桃子）は、事件の背景に旧日本軍731部隊の存在があったことを知り、佳代の働く介護施設で亡くなった100歳の老人の妻・松江（三田佳子）と向き合う様子なども描かれている。
「湖の女たち」は、琵琶湖湖畔の介護施設で100歳の老人が殺された事件を描いた作品。その謎を追う刑事と容疑者として嫌疑をかけられる介護士の女は、深淵な湖に沈んだ、恐るべき真実にのみ込まれていく。事件を追う刑事・濱中圭介を福士蒼汰が、事件が起きた施設の介護士・豊田佳代を松本まりかが演じる。
【作品情報】
湖の女たち
2024年5月17日（金）全国公開
共同配給：東京テアトル、ヨアケ
©️2024 映画「湖の女たち」製作委員会
