カンヌ国際映画祭で審査員賞に輝いた「レ・ミゼラブル」の脚本を担当したジョルダーノ・ジェデルリーニ監督・脚本作「ティアーズ・オブ・ブラッド」が、2024年の初夏より劇場公開されることが決まった。
「ティアーズ・オブ・ブラッド」は、複雑に絡み合う物語のノワール・アクション映画。深夜の地下鉄で、銃で撃たれた若い男が飛び込む。すんでところで急停車した車両を運転していたのは、驚くべきことに若者の父親レオだった。警察がレオの過去を調べても詳細は不明。銃で撃たれた傷によって息子を失ったレオは、警察の目を欺きながら、たった一人で危険な真相へと近づいていく。
謎の男＝主人公レオを演じるのは、スペインのアカデミー賞にあたるゴヤ賞で10度以上のノミネートと2度の受賞を誇るアントニオ・デ・ラ・トレ。息子を失った父親の癒えることのない悲しみと怒りを体現する。「17歳」でフランソワ・オゾンに見いだされたマリーヌ・ヴァクト、「息子のまなざし」でカンヌ国際映画祭の主演男優賞を獲得したオリヴィエ・グルメらが顔をそろえる。
【作品情報】
ティアーズ・オブ・ブラッド
2024年初夏 新宿バルト9 ほか 全国ロードショー
配給：クロックワークス
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