8月5日より劇場公開される、ニューヨーク地下鉄の廃トンネルで暮らす母娘を描いた映画「きっと地上には満天の星」の、予告編が公開された。
予告編では、暗い地下の空間で幼い娘リトルが母親と仲むつまじく暮らしている様子から一転し、不法居住者の摘発から逃れるためにニューヨークの地上へと逃げ出していくことが描き出されている。母親に背中を見せながら「ママ 翼は生えた？」と問うリトルに、「もう少しね。リトルに翼が生えたら”地上”に行けるわ」と答える母親のニッキーの姿など、地上に出たら自由に飛び回り、見たことのない星を探したいと願うリトルの姿も切り取られている。
「きっと地上には満天の星」は、ニューヨーク地下鉄のさらに下に広がる廃トンネルで暮らす親子の、地上への逃亡劇を描いた作品。ある日、不法住居者を排除しようと、地下鉄の廃トンネルに市の職員たちがやってくる。隠れてやり過ごすことができないと判断した母親のニッキーは、5歳の娘リトルを連れて、地上へと逃げ出すことを決意する。実在した地下コミュニティへの潜入記「モグラびと ニューヨーク地下生活者たち」（ジェニファー・トス著）を原案とし、「モダン・ラブ」の1編を手掛けたセリーヌ・ヘルドとローガン・ジョージの2人が監督・脚本を務め、長編デビューを飾っている。
【作品情報】
きっと地上には満天の星
2022年8月5日（金）新宿シネマカリテ ヒューマントラストシネマ渋谷 ほか 全国順次公開
配給：フルモテルモ／オープンセサミ
© 2020Topside Productions, LLC.All Rights Reserved.
