松井玲奈 妹役の筧美和子に「可愛い。今日もドキドキ」 「幕が下りたら会いましょう」製作発表会

映画スクエア

松井玲奈 妹役の筧美和子に「可愛い。今日もドキドキ」 「幕が下りたら会いましょう」製作発表会

製作発表会の写真をもっと見る

 松井玲奈の初映画単独主演作「幕が下りたら会いましょう」の製作発表会が、15日に都内で開催された。主演を務めた松井玲奈をはじめ、筧美和子、しゅはまはるみ、日高七海、江野沢愛美、前田聖来監督が登壇した。

 本作の主人公と同じく今年30歳になる松井玲奈は、「年齢を気にはしていなかったんですが、節目になる年に作品のメインに呼んでいただけてありがたいなと思いました」と語り、初共演となる筧については「今もずっと可愛いなって思って、今日もドキドキしています。撮影中は一緒に、姉妹に見えたらいいなと思ってずっと尚のことを考えていました」と語った。そんな松井について筧は、「とても多才で聡明な方だなと思っていたので、共演するのを楽しみにしていました。松井さんが役に入られていたので、自然に妹役を演じられました」と、納得の演技ができたことを話した。

 母親を演じたしゅはまは、「(自身が演じた)京子は毒親に近い感じかなと思いましたが、愛情表現が少し下手なだけで本当は愛情がある。そういったキャラクターが、少し自分の母と重なる部分がありました。私自身年を重ねても全然大人になった実感がなくて、私の母も同じなのかなと思い、そういったところも役柄へイメージして演じました」と撮影を振り返った。日高は「現場の空気を大切にして演じました。控室に戻ってきたときに松井さんが隣にすっと座って本を読み始めた光景が、麻奈美だなって感じたのが印象的です」と、撮影中のエピソードを明かした。

 作品について前田監督は、「日々のことで心が追いつかなかったり、だんだん何かが欠けて行ってマヒしてしまうことがある。もやもやしている原因がわからなくて、あるときパッと開けるような感覚がこの作品でも少し感じていただけるかもしれません。主人公の麻奈美はとてもリアルで美化されていない、そういったところにも注目してほしい」とコメント。松井は「この作品は家族がテーマになっていて、一人一人の絆を丁寧に描いています。登場人物の誰かにはきっと共感していただけるのかなと思います」とアピールしていた。

 「幕が下りたら会いましょう」は、麻奈美(松井玲奈)と尚(筧美和子)の姉妹が、現代社会の抱える問題に直面しながら、不器用ながらもまっすぐ生きる姿を描いた作品。松井玲奈は、初の映画単独主演となる。

【作品情報】
幕が下りたら会いましょう
2021年11月より新宿武蔵野館ほかにて全国順次ロードショー
配給:SPOTTED PRODUCTIONS
©avex entertainment Inc

  • 作品

幕が下りたら会いましょう

公開年 2021年
製作国 日本
監督  前田聖来
出演  松井玲奈、筧美和子、しゅはまはるみ、日高七海、丘みどり、袴田吉彦、江野沢愛美 木口健太
作品一覧