”ピンク・フロイドを創った男”として知られるシド・バレットの、謎に包まれた人生をひも解くドキュメンタリー映画「シド・バレット 独りぼっちの狂気」が、2024年5月17日より劇場公開されることが決まった。
”ピンク・フロイドを創った男”として初期の活動の中心にいながらも、5年あまりで表舞台から姿を消したシド・バレット。本作は、シド・バレットの”狂気”と”天才”の真相に、多数の証言と記録映像、幻想的な映像パートで迫る作品となっている。
ロジャー・ウォーターズ、デヴィッド・ギルモア、ニック・メイスンら、ピンク・フロイドのメンバーはもちろん、実妹ローズマリー、幼少期の友だちや美術学校時代の教師や学友、ピート・タウンゼント（ザ・フー）やグレアム・コクソン（ブラー）らミュージシャン、ミック・ロックやダギー・フィールズら写真家、美術家、歴代のガールフレンドまで数十名が登場。ロンドンのアンダーグラウンド・カルチャーの巣窟、UFOクラブでのライトショーや、デビュー間もないころの初々しいスチルやミュージックビデオなど、上昇気流に乗るバンドの姿をとらえた場面から、ストレスとドラッグにさいなまれてバンドを去ったのちの秘話まで、シドにまつわる逸話が語られる。
監督と聞き手をつとめたのは、シドの旧友で、レッド・ツェッペリンやブラック・サバス、ピンク・フロイドのアートワークでも知られるアート集団「ヒプノシス」のストーム・トーガソン。トーガソンの死後、映像作家のロディ・ボグワナが引き継ぎ、本作が完成した。
【作品情報】
シド・バレット 独りぼっちの狂気
2024年5月17日（金）より渋谷シネクイント・ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次ロードショー
配給：カルチャヴィル
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