1986年に発生したチェルノブイリ原子力発電所爆発事故の実話を基にした映画「チェルノブイリ１９８６」が、5月6日より劇場公開されることが決まった。
「チェルノブイリ１９８６」は、事故の当事国だったロシア映画界が、全世界を危機から救うため命をかけた消防士を描いた作品。若き消防士アレクセイは、元恋人オリガと10年ぶりに再会を果たし、彼女とともに新たな人生を歩みたいと願っていた。ところが地元のチェルノブイリ原発で爆発事故が発生。アレクセイは、深刻な水蒸気爆発の危機が迫っていることを知らされる。ヨーロッパ全土が汚染されるほどの大量の放射性物質がまきちらされてしまうのを防ぐため、タンクの排水弁を手動でこじ開ける決死隊に志願したアレクセイ。だが、行く手には想像を絶する苦難が待ち受けていた。
事故発生当時、現地で撮影した経験を持つプロデューサーが、爆発直後に現場に急行した消防士たちの苦闘や避難民たちの混乱ぶりなど、一般市民の視点から映し出した作品となっている。
メインビジュアルには、「その日、世界は変わった」のキャッチコピーとともに、爆発事故による炎に囲まれるなか、仲間を抱きかかえて助ける消防士アレクセイの姿が切り取られている。
【作品情報】
チェルノブイリ１９８６
2022年5月6日（金）新宿ピカデリーほか全国ロードショー
配給：ツイン
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