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鈴木央によるマンガ「七つの大罪」の劇場版第2作となる「劇場版 七つの大罪 光に呪われし者たち」から、メリオダスとゼルドリスを切り取った場面カットが公開された。
メリオダスとエリザベスが旅の道中で偶然の再会を果たす弟のゼルドリス。メリオダスとゼルドリスは、ぎこちなくも新鮮な兄弟らしいやり取りや、今まで見せたことのない表情を見せる。公開された場面カットでは、そんな2人のさまざまな表情が切り取られ、シリーズ初となる兄弟の共闘シーンと思われるカットもある。
劇場版では、今まで描き切れていなかったメリオダスとゼルドリスの関係性が描かれている。2人の関係について、本作の監督を務める浜名孝行は「“いがみあってるわけではなく、お互いちょっと意地を張っている。内情は認め合っていてもそれを言葉にしない兄弟が、この一件を通して手を組み、固い絆で結ばれていく”と鈴木先生にお聞きしたので、それからは割とスムーズでした」と語っている。また、本作のストーリーを描き下ろした原作の鈴木央は、見どころについて「原作では描かれなかったキャラクターたちのその後、見たかったであろうメリオダス、ゼルドリスの兄弟のやりとり」とコメントしている。
「七つの大罪」は、鈴木央による漫画作品。人間と人間ならざる種族の世界が分かれていなかった時代を舞台に、7人の大罪人による伝説の騎士団「七つの大罪」の戦いを描いている。「週刊少年マガジン」で約8年にわたって連載され、単行本の累計発行部数は3,700万部を突破。テレビアニメシリーズやゲームも発表され、2018年には映画「劇場版 七つの大罪 天空の囚われ人」がオリジナルストーリーで公開された。最終章となるテレビアニメが1月からテレビ東京系で放送され、「光に呪われし者たち」は最終章のその先を描くオリジナルストーリーとなっている。
【作品情報】
劇場版 七つの大罪 光に呪われし者たち
2021年7月2日全国公開
配給：東映
© 鈴木央・講談社／2021「劇場版 七つの大罪」製作委員会
