豊川悦司の「けっぱれ」エール うなずくメイド姿の駒井蓮 津軽三味線がつなぐ絆 「いとみち」予告編

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 津軽三味線が得意な高校生を描いた映画「いとみち」の、予告編が公開となった。

 予告編では、大好きだったはずの津軽三味線から遠ざかってしまう思春期のいとの葛藤、人見知りを直すために津軽メイド珈琲店でバイトを始めたことによるいとと父親とのすれ違い、父親の「けっぱれ」の言葉に小さく頷くいとの姿が映し出される。また、従業員や常連客などのメイドカフェに集う人々、いとの祖母の姿も切り取られている。さらに、この3月で引退の決まった五能線の車両も映り、メンバーの和嶋慎治と鈴木研一が弘前市出身のロックバンド「人間椅子」の楽曲「エデンの少女」も使われている。

 あわせて2種類の本ビジュアルも公開となった。「青」バージョンは、岩木山をバックにメイド服姿のいとがはつらつとジャンプし、「わぁ、三味線弾ぐ!」と叫ぶ姿がデザインされている。「赤」バージョンは、芯はじょっぱり(意地っ張り)のいとが、笑顔のない仁王立ちでこちらを見据える姿がデザインされている。

豊川悦司の「けっぱれ」エール うなずくメイド姿の駒井蓮 津軽三味線がつなぐ絆 「いとみち」予告編

豊川悦司の「けっぱれ」エール うなずくメイド姿の駒井蓮 津軽三味線がつなぐ絆 「いとみち」予告編

 「いとみち」は、津軽三味線が得意な青森・弘前市の高校生の相馬いとを主人公とした作品。1年がかりで津軽三味線を特訓した駒井蓮がいとを、豊川悦司が父親を演じている。強い津軽弁のなまりにコンプレックスを持ついとが、一大決心をして津軽メイド珈琲店でのアルバイトをはじめたことをきっかけに、祖母、父、バイト仲間たちに励まされて成長していく姿を描く。越谷オサムによる同名の青春小説を原作とし、舞台となった青森県の津軽地方でロケ撮影された。第16回大阪アジアン映画祭では、グランプリと観客賞のダブル受賞を果たした。

【作品情報】
いとみち
2021年6月18日(金)青森先行上映&6月25日(金)全国公開
配給:アークエンタテインメント
(C)2021『いとみち』製作委員会

  • 作品

いとみち

公開年 2021年
製作国 日本
監督  横浜聡子
出演  駒井蓮、豊川悦司、黒川芽以、横田真悠、中島歩、古坂大魔王、ジョナゴールド
作品一覧