女優・モデルの永瀬莉子が、神話の地である出雲を目指す少女の成長を描く劇場版アニメ映画「神在月のこども」に、主人公カンナの同級生・ミキ役で声の出演をすることが明らかになった。また、「サザエさん」の波平役などの茶風林が出雲を治める神・事代主（恵比寿天）役で、「GTO」鬼塚英吉役などの高木渉が龍神役で出演する。
永瀬は、ミスセブンティーン2018に選出され、2019年にはテレビドラマ「ココア」テレビドラマ初出演にして主演。5月に公開される「藍に響け」にも出演するなど、女優として活躍の場を広げている。
あわせて予告編も公開となった。予告編は、主人公のカンナが、亡くした母を追いかける幼少期の記憶の映像から始まる。そして一羽の兎（シロ）と一人の少年（夜叉）に東京から出雲を目指すよう諭されて困惑するカンナの姿、諏訪の龍神から「今宵の祭りに間に合わなければ、この島国が大きく揺らぐことになろうぞ」という言葉を受ける姿、出雲に向かうことに決意したカンナが雨の険しい道を走り駆け抜ける姿などが映し出される。miwaが歌う主題歌「神無-KANNA-」も使われている。
「神在月のこども」は、全国の神々が出雲に集い、翌年の縁を結ぶ会議を行うと言い伝えを題材にした作品。タイトルの「神在月」は、出雲では10月を「神無月（かんなづき）」ではなく「神在月（かみありづき）」と呼ぶことから取られている。主人公・カンナ役を蒔田彩珠が務めるほか、坂本真綾、入野自由らが声の出演をしている。
【作品情報】
神在月のこども
2021年秋公開
配給：イオンエンターテイメント
©2021 映画「神在月のこども」製作御縁会
