ナイトクラブのダンサー　姪を守るため怪異と犯罪組織と三つどもえバトル　「VENUS／ヴィーナス」公開決定

2025年03月24日 19:00

　ホラー映画「REC／レック」のジャウマ・バラゲロ監督による、H・P・ラブクラフトの短編を原案とした映画「VENUS／ヴィーナス」が、2025年5月9日より劇場公開されることが決まった。

　「VENUS／ヴィーナス」の主人公は、スペインのマドリードにあるナイトクラブで働くダンサーのルシア。雇い主の犯罪組織から大量のドラッグを盗み逃亡したルシアは、逃げる際に組織の用心棒から痛手を負わされる。疎遠になっていた姉ロシオと幼い姪（めい）が暮らす、“ヴィーナス”と名付けられた郊外の老朽化したアパートへ身を隠すが、ロシオが置き手紙を残して姿を消してしまう。犯罪組織が彼女に迫る中、世界は異例の日食に恐れ慄き、それと連動するかのようにアパートでは未曽有の怪異が目を覚ましつつあった。

　H・P・ラヴクラフトが1933年に発表した短編「魔女屋敷で見た夢」を原案に、スペイン・ホラー界の異才と言われるアレックス・デ・ラ・イグレシアが製作、「REC／レック」のジャウマ・バラゲロが監督を務めた。Netflixドラマ「エリート」などのエステル・エクスポシトが主演を務め、姪を守りながら怪異と犯罪組織との三つどもえバトルを繰り広げる孤高のダンサーを熱演している。