11歳のソフィと父親の夏休み 20年後のソフィの視点で描く 「aftersun/アフターサン」公開決定

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11歳のソフィと父親の夏休み 20年後のソフィの視点で描く 「aftersun/アフターサン」公開決定

 本年度アカデミー賞の主演男優賞および英国アカデミー賞4部門にノミネートされている映画「aftersun/アフターサン」が、2023年5月26日より劇場公開されることが決まった。

 「aftersun/アフターサン」は、11歳のソフィが父親とふたりきりで過ごした夏休みを、その20年後に父親と同じ年齢になったソフィの視点で描いた作品。陽光の注ぐ浜辺、日焼け止めの香り、大きな波音、そして今も残る父親の手の感覚など、多くを語らない演出で描き出す。クイーン&デヴィッド・ボウイの「アンダー・プレッシャー」やブラーの「テンダー」などのヒットソングも使用されている。

 父親を演じたのは、ドラマ「ノーマル・ピープル」などのポール・メスカル。3月発表のアカデミー賞で主演男優賞にノミネートされている。ソフィ役を800人の中から選ばれた新人フランキー・コリオが務めている。脚本・監督は、スコットランド出身の新星シャーロット・ウェルズ。

 公開された場面写真では、20年前にソフィが父親とともに過ごしたひと夏の、かけがえのない思い出が切り取られている。若くして父親になったカラムと、思春期真っただ中のソフィはまるで年の離れた兄妹のよう。トルコのリゾート地のキラキラした水面、移動のバスの中で片時も離れたくないとばかりに父の腕をぎゅっとつかむソフィ、娘を愛おしそうに見つめるカラムの視線などが切り取られている。

11歳のソフィと父親の夏休み 20年後のソフィの視点で描く 「aftersun/アフターサン」公開決定

11歳のソフィと父親の夏休み 20年後のソフィの視点で描く 「aftersun/アフターサン」公開決定

【作品情報】
aftersun/アフターサン
2023年5月26日(金)ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿ピカデリーほか全国公開
配給:ハピネットファントム・スタジオ
© Turkish Riviera Run Club Limited, British Broadcasting Corporation, The British Film Institute & Tango 2022

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