短編映画製作プロジェクト「DIVOC-12」 横浜流星、石橋静河、小野翔平、窪塚洋介、笠松将が出演

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短編映画製作プロジェクト「DIVOC-12」 横浜流星、石橋静河、小野翔平、窪塚洋介、笠松将が出演

 12人の映像監督による12本の短編映画製作プロジェクト「DIVOC-12(ディボック-トゥエルブ)」の、「成長への気づき」をテーマに掲げる藤井道人監督率いるチームの、作品名とキャストが発表された。

 チームを導く藤井道人監督が手掛ける作品のタイトルは「名もなき一篇・アンナ」。主演は、ドラマ「初めて恋をした日に読む話」「あなたの番です -反撃編-」や、映画「きみの瞳が問いかけている」などに出演し、第43回日本アカデミー賞では新人俳優賞を受賞するなどの活躍を見せている横浜流星が務める。

 志自岐希生監督の作品タイトルは「流民」。初主演した「映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ」で多くの賞を受賞し、ドラマ「この恋あたためますか」「大豆田とわ子と三人の元夫」などの出演作が続く、石橋静河が主演する。

 林田浩川監督のタイトルは「タイクーン」。オーディションによって主演をつかみ取ったのは、LINE NEWSで配信中のドラマ「#love_delusion」に出演し、モデルとして活躍する小野翔平。ドラマ「GTO」「池袋ウエストゲートパーク」、第25回日本アカデミー賞で史上最年少の最優秀主演男優賞に輝いた映画「GO」、マーティン・スコセッシ監督作「Silence -沈黙 -」などで知られる窪塚洋介が脇を支える。

 一般公募により選ばれた廣賢一郎監督作品のタイトルは「ココ」。数々のドラマ・映画に出演し、最近ではドラマ「君と世界が終わる日に」やNetflix「全裸監督」シーズン2などに出演し、主演映画「リング・ワンダリング」の公開が控える笠松将が、主役を務める。

 「DIVOC-12」は、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントが、新型コロナウイルス感染症の影響を受けているクリエイター、制作スタッフ、俳優が継続的に創作活動に取り組めるようにとの目的で実施するプロジェクト。「新聞記者」などの藤井道人監督、「カメラを止めるな!」などの上田慎一郎監督、「幼な子われらに生まれ」の三島有紀子監督が、それぞれのチームの中心となり、合計12本の短編映画を製作する。2021年秋に劇場公開される予定。

【コメント全文】

■藤井道人監督『名もなき一篇・アンナ』

▼横浜流星 コメント
息苦しい世の中だからこそ、今回の企画に対して、強い想いをもって参加することが出来ました。その中で藤井さんに撮ってもらえたことが本当に幸せです。僕のことを応援してくださっている方々は藤井さんの作品が大好きな方も多いと思うので、そんな方々にもこの作品を届けられるのは嬉しいですし、1人でも多くの方にこの作品が届けばいいなと思っています。

■志自岐希生監督『流民』

▼石橋静河 コメント
志自岐監督に初めてお会いした時、アメリカと日本という二つの文化の狭間で揺れ動いているような姿が印象に残りました。
分断ではなく、文化・価値観の違いを越えた世界を見たい、という監督の叫びは極めて私的なものであり、だからこそ、この作品は多くの人の心に届く力を持っていると強く感じています。

■林田浩川監督『タイクーン』

▼小野翔平 コメント
林田組に参加させて頂きました小野翔平です。
この映画が自分にとって初めての映画出演になれたことをとても嬉しく思います。
藤井監督チームのテーマは"成長への気づき"。この作品を見終えたみなさんを少しでも勇気づけることができるよう、撮影に挑みました。グローバルな視点を持つ林田監督がこの作品で伝えたいことが少しでも多くの方に伝わればいいなと思います。ぜひ楽しみにしてください!!

▼窪塚洋介 コメント
改めて短編映画の面白さや可能性を感じました。
今回ボクが出演することで、才能のある監督たちが大きな夢に向かう、その大事なスタートラインのひとつになるよう盛り上げられたら嬉しいです。

■廣賢一郎監督『ココ』

▼笠松将 コメント
自分の未熟さを再確認させられた作品でした。期待してもらえる立場になった今、改めて初心に戻る事を教えてもらった気がします。「この悔しさをバネに、今後も精一杯やれ」と。この作品に刻まれた想いは忘れる事は無いと思います。
見てくださる方にも、なにか伝われば嬉しいです。

【作品情報】
DIVOC-12
2021年 秋ロードショー
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

  • 作品

DIVOC-12

公開年 2021年
製作国 日本
監督  藤井道人、上田慎一郎、三島有紀子 他
出演  横浜流星、松本穂香、小関裕太、富司純子、藤原季節
作品一覧