9月24日より劇場公開される、耳の聞こえない殺人事件の目撃者を殺人鬼が狙うスリラー映画「殺人鬼から逃げる夜」から、「シャイニング」にオマージュをささげた本編映像が公開された。
公開された本編映像は、殺人鬼のドシクがギョンミに襲いかかるシーン。恐怖におびえる表情で、自室のドアを見つめる主人公のギョンミ。聴覚が不自由なギョンミは、ドアに手を当てて物音の振動を確かめる。するとそこに、”ドン”という音とともにドアにオノが突き刺さる。笑いながらドアをオノで破壊し、破ったドアの隙間から顔を出したドシクは、冷静なトーンで「何してる？ママのところにおいで」と語りかける。急いで2階の部屋の窓から外に逃げようとするギョンミだったが、ドシクに髪をつかまれて宙づりとなり、絶体絶命の危機に陥る。
「シャイニング」のオマージュとなっている本シーン。殺人鬼・ドシクを演じたウィ・ハジュンは、本作の最も恐ろしいシーンとして本シーンを挙げ、「ドシクは彼女をただ単に殺そうとはせず、極限の恐怖に追い詰め、その状況をまるでゲームでもしているかのように楽しんでいる。背筋が凍るようなドシクの殺人ゲームが最高潮に達した瞬間という意味で、最も恐ろしいシーンではないかと思う」と語っている。
「殺人鬼から逃げる夜」は、耳の聞こえないギョンミを主人公とした作品。連続殺人事件の現場に遭遇してしまったギョンミは、理由もなく殺人に手を染めるサイコパスな殺人鬼の次なるターゲットとなってしまう。ギョンミを演じるのは、「リトル・フォレスト 春夏秋冬」などのチン・ギジュ。ギョンミを追い詰める連続殺人鬼・ドシクを、「コンジアム」のウィ・ハジュンが演じている。
【作品情報】
殺人鬼から逃げる夜
2021年9月24日（金）TOHOシネマズシャンテ他 全国順次公開
配給：ギャガ
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