2025年12月19日より劇場公開される、世界一のボディビルダーになるという孤独な男の純粋な夢を描いた映画「ボディビルダー」から、新たな場面写真が公開された。
場面写真では、主人公のキリアン(ジョナサン・メジャース)がライバルたちと並び大会でポーズを決める姿、ステージ上でライバルと火花を散らす姿、ポスターが壁一面に貼られボディビル一色に染まった自室でキリアンが練習をする姿のほか、キリアンが想いを寄せるバイトの同僚(ヘイリー・ベネット)らの姿が収められている。
主演のジョナサン・メジャースは、本作の直前に出演した「クリード 過去の逆襲」でのボクサー役ですでに鍛え上げていた肉体からさらにバルクアップし、身長183センチ・体重約92キロkgの強靭な肉体で撮影に挑んだ。その徹底した役作りの過程では、約4カ月間に渡って毎日6回の食事で計6,000キロカロリー以上を摂取。ハードなトレーニングを日に3回こなすなど、主人公キリアンの設定と同じ生活を送ることで、心身ともにキャラクター像を作り上げていったという。
また本作には、プロボディビルダーたちがカメオ出演している。ボディビルダーであるブラッド・ヴァンダーホーン役で登場するのは、数々の大会での優勝やトレーニング雑誌の表紙を飾った経験を持つ世界的スターのマイク・オハーン。主人公の心の支えであると同時に、劣等感や焦燥感を抱かせる存在として、迫力と説得力を発揮している。
「ボディビルダー」の主人公は、アメリカの片田舎で病気の祖父を介護しながら暮らす青年のキリアン・マドックス。低収入で友人も恋人もおらず孤独な毎日を送っているが、彼には「世界一のボディビルダーになる」という揺るぎない夢があった。すべてをささげ、過酷なトレーニングと食事制限に打ち込むが、肉体は悲鳴をあげ、社会の不条理と孤立が精神をむしばんでいく。そしてある事件を機に、純粋な夢は狂気へと変貌する。
監督・脚本は、ティモシー・シャラメとマイカ・モンローを主演に迎えた「HOT SUMMER NIGHTS/ホット・サマー・ナイツ」でデビューしたイライジャ・バイナム。「ナイトクローラー」のプロデューサーであるジェニファー・フォックスと、「ナイトクローラー」の監督ダン・ギルロイが製作を務めた。主演はジョナサン・メジャース。ハードな肉体改造を重ね、プロ顔負けの驚異的な肉体美を披露している。強靭な肉体ともろく危うい心をあわせ持つ主人公を演じている。
【作品情報】
ボディビルダー
2025年12月19日(金)シネマート新宿、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかロードショー
配給:トランスフォーマー
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