中国最古の地理書「山海経」をモチーフにしたアニメーション映画「山海経 霊獣図鑑」が、中国映画を上映する「電影祭」にて、4月7日より1週間限定で公開されることが決まった。
「山海経 霊獣図鑑」は、海に浮かぶ島、崑崙(こんろん)を舞台にした作品。どんな病気でも治す病院・崑崙医館だったが、そんな崑崙医館でも治せない謎の疫病・黒霊(こくれい)の感染が拡大する。黒霊の治療法を求め、”神医”の白澤(はくたく)の冒険が始まる。植物や空想的な妖怪、神々の記述など、古代中国各地の神話が伝えられている「山海経」が、モチーフとなっている。エミー賞ノミネートの経験を持つホアン・ジェンミン監督が手掛け、「心に光があれば、誰にも止められない」という監督のメッセージが込められているという。
予告編では、崑崙島の神医・白澤の姿が映し出される。謎の疫病・黒霊の治療法を求め奮闘するが、さらなる被害を町にもたらしてしまう白澤。崑崙医館に追放されてしまった白澤のもとに新たな黒霊患者が訪れ、禁断の治療法を求めた冒険が始まることが描き出されている。ポスターには、タイトル「霊獣図鑑」の名の通り、「山海経」に登場する麒麟、九尾の狐、燭龍などさまざまな霊獣が、主人公の神医・白澤と絵巻物の上にちりばめられている。歴史の壮大さと、物語の躍動感を表したビジュアルとなっている。
【作品情報】
山海経 霊獣図鑑
2023年4月7日(金)よりグランドシネマサンシャイン池袋、ムービル、シネマート心斎橋、サツゲキにて1週間限定上映
配給:面白映画/OCE
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