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本日劇場公開の、ベトナム戦争で多くの兵士を救ったものの名誉勲章の授与を拒否され続けた空軍兵ウィリアム・H・ピッツェンバーガーの実話を元にした映画「ラスト・フル・メジャー 知られざる英雄の真実」から、本編映像が公開となった。
公開された本編映像は、ウィリアム・ハート演じる元パラレスキュー隊員タリーが、30年以上も心の奥底に抱え続けていた苦悩を告白するシーン。国防総省空軍省のハフマンが、多くの兵士を救ったピッツェンバーガーが戦死した時のことをタリーに聞く。かたくなに言わないタリー。それでも問い続けるハフマンに対し、タリーは「戻ってくるように言った。ヘリに戻れって。でもなぜ戻らなかったんだ」と告白。嗚咽しながら、ピッツェンバーガーの名前が刻まれた慰霊碑の前で崩れ込むのだった。
1966年にピッツェンバーガーを失った日から、タリーは30年以上も自責の念にさいなまれてきた。そんなタリーの苦悩を、アカデミー主演男優賞を受賞した「蜘蛛女のキス」などで名演を披露してきたウィリアム・ハートが描き出している。
「ラスト・フル・メジャー 知られざる英雄の真実」は、1966年4月にベトナム戦争で多くの兵士たちの命を救うために命をささげたものの、30 年以上も名誉勲章の授与を却下され続けた空軍兵ウィリアム・H・ピッツェンバーガーの実話を元に、裏に隠された真実に国防総省空軍省のハフマンが迫るという内容の作品。セバスチャン・スタンが初主演を務めるほか、ウィリアム・ハート、サミュエル・L・ジャクソン、エド・ハリスら実力派キャストが出演している。
ラスト・フル・メジャー 知られざる英雄の真実
2021年3月5日(金)よりシネマート新宿ほか全国ロードショー
配給：彩プロ
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