非日常感あふれる幻想的な鏡面世界 3年半をかけてたった1人で作り上げたアニメ映画「Away」本編映像公開

映画スクエア

 ラトビア人新進クリエイターが、3年半をかけてたった1人で作り上げたアニメーション映画「Away」から、本編映像が公開された。「Away」を1人で作り上げたのは、本作が長編デビュー作となるギンツ・ジルバロディス。たった一人で製作・監督・編集・音楽のすべてを手がけた。

 公開された本編映像は、飛べない小鳥とともに旅する少年が、美しい湖に到着するシーン。一面鏡張りのように周りの景色を映し出す湖面が、美しい青空の反射した幻想的な鏡面世界を作り上げている。そこに現れたのは、悠々と湖の上を歩き去っていく3頭のゾウ。そして、彼らと並走するように白いトリたちの群れがやってくる。幻想的な映像とともに壮大な音楽も合わさった、非日常感あふれる映像となっている。

 ジルバロディスによると、今回の本編映像にも登場している動物たちにはそれぞれ意味が込められているとのこと。「飛べない小鳥は、同じように旅をする主人公の少年を表しています。少年は、飛行機事故で一人取り残され、家族との再会を望んでいます。そして、この作品のメインテーマは人と人とのつながりで、その悪の象徴的なシーンでネコたちが登場します。彼らはあまりにもつながりが強く、個々が強烈な個性を持っていない」とコメントしている。

 「Away」のストーリーは、飛行機事故でたった一人生きのびた少年が、森で地図を見つけ、オートバイで島を駆け抜けるというもの。全編に渡って言葉(セリフ)が排除されているのも特徴の1つとなっている。世界最大級のアニメーションの国際映画祭であるアヌシー国際映画祭で、実験性・革新性のある長編作品を対象とするコントルシャン賞を受賞するなどの高い評価を得ている。

非日常感あふれる幻想的な鏡面世界 3年半をかけてたった1人で作り上げたアニメ映画「Away」本編映像公開


Away
12月11日(金)新宿武蔵野館ほか全国順次公開
配給:キングレコード
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