板垣李光人、コンビニ店員姿公開　「板垣を見つけてみてください」　「ゾッキ」場面写真

2021年03月17日 20:00

　竹中直人・山田孝之・齊藤工の3人が映画監督として共同制作した映画「ゾッキ」から、板垣李光人演じるコンビニ店員の場面写真が公開となった。

　板垣が「ゾッキ」で演じるのは、自転車で一人旅を続ける藤村（松田龍平）が立ち寄ったコンビニで働く店員役。セリフはほぼなく、藤村が購入したカップ麺と缶ビールをレジ打ちするのみの出演となっている。

　板垣李光人は、映画「約束のネバーランド」でメインキャストのノーマン役に抜擢されたほか、ドラマ「ここは今から倫理です。」や映画「ツナガレラジオ～僕らの雨降Days～」に出演。大河ドラマ「青天を衝け」では徳川昭武役での出演が決定し、4月にスタートする新ドラマ「カラフラブル～ジェンダーレス男子に愛されています。～」ではドラマ初主演を果たすなど活躍が続いている。

　板垣の出演パートの監督は、事務所の先輩でもある山田孝之が担当した。板垣は、「今回、山田さんと初めてお仕事させて頂いたのですが、役者同士という関係ではなく、監督と役者というかたちなのがとても不思議な気持ちでした。山田さんの演出はとても丁寧で繊細で、落ち着いた情緒で撮影を進められたことが印象に残っています」と撮影当時を振り返っている。また、本作については「新しい没入感を体感できる映画」と表現し、ちょい役での出演に「板垣を見つけてみてください。」とメッセージを送っている。

　「ゾッキ」は、大橋裕之の初期作集「ゾッキA」「ゾッキB」を原作に、ありふれた日常に巻き起こる不思議な笑い包まれたヒューマンコメディ。舞台演出家・劇作家の倉持裕が、およそ30編の短編が収録された原作から多数のエピソードを1つの物語としてまとめ上げた。大橋の生まれ故郷である愛知県蒲郡市でロケ撮影されている。