スター声優夫婦の第2の人生をユーモラスに描いたイスラエル映画「声優夫婦の甘くない生活」(12月18日公開)から、新たな場面写真が公開された。
公開されたカットは、ソ連でかつてスター声優として映画の吹き替えで活躍していた夫のヴィクトルがスタジオで録音をしているシーン、華やかにドレスアップした妻のラヤがヴィクトルと食事をしているシーン、映画館でガスマスクをつけた観客が並ぶシーン、ソ連から移民した人たちがイスラエルの空港に降り立つシーン、フェデリコ・フェリーニ監督作「ボイス・オブ・ムーン」の看板がかかった劇場からヴィクトルが駆け出すシーンが切りとられている。
「アキ・カウリスマキや彼の作風に影響を受けた」と語るエフゲニー・ルーマン監督らしい、オフビートなユーモアを感じさせるカットも含まれている。撮影は、巨匠アンドレイ・タルコフスキー監督作「僕の村は戦場だった」「惑星ソラリス」などを手がけたワジーム・ユーソフに従事したジヴ・ベルコヴィッチが担当している。
「声優夫婦の甘くない生活」
12月18日(金)、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次公開