柄本佑、伊藤沙莉、リリー・フランキー 「シチリアを征服したクマ王国の物語」吹替版に参加

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柄本佑、伊藤沙莉、リリー・フランキー 「シチリアを征服したクマ王国の物語」吹替版に参加

 2022年1月14日より劇場公開される、フランス・イタリア合作のアニメーション映画「シチリアを征服したクマ王国の物語」の日本語吹替版に、柄本佑、伊藤沙莉、リリー・フランキーが参加することが明らかとなった。

 柄本佑は、各地を旅する語り部ジェデオンと魔術師デ・アンブロジスの2役を演じる。伊藤沙莉は、ジェデオンの弟子のアルメリーナ、王様の息子トニオと行動をともにする勇敢で聡明な女性アルメリーナ、人間に攫われる幼少期のトニオの3役を務める。リリー・フランキーは語り部のジェデオンとアルメリーナが洞窟で出会う老クマを担当する。また、野心家のクマのサルペトルに俳優を加藤虎ノ介、クマの王様レオンスを声優の堀内賢雄、その息⼦トニオの青年期を声優の寺島惇太が演じる。

 あわせて予告編も公開された。「とおい昔のお話し」として始まる予告編。息⼦のトニオが行方不明となり、クマの王レオンスは仲間の助言を受けて人間の住む街を目指すものの、人間とクマたちは衝突してしまう。そして、人間を制圧したクマたちだったが、次第に歯車は狂い始める。原作のブッツァーティの「小さなキャラクターで大きな風景を描く」という手法にインスパイアされたというロレンツォ・マトッティ監督による、クマや人間を俯瞰的に描きつつも、アニメーションならではのダイナミックな動きを見せる予告編となっている。

 「シチリアを征服したクマ王国の物語」は、イタリアの作家ディーノ・ブッツァーティが1945年に発表した児童文学の映画化作。山で静かに暮らしていたクマたちだったが、ある日クマの王レオンスの息子・トニオがハンターに誘拐される。王はわが子を救出するべく、クマたちを引き連れて山から人間のいる平地へと降りていく。監督はイタリア出身・フランス在住のトップイラストレーターであるロレンツォ・マトッティ。持ち味である流麗な曲線で描かれる風景や色彩の美しさによって、原作の持つユーモアにあふれたファンタジックな世界観を再現している。

【作品情報】
シチリアを征服したクマ王国の物語
2022年1月14日新宿武蔵野館・アップリンク吉祥寺ほか全国順次ロードショー
配給:ミラクルヴォイス
©2019 PRIMA LINEA PRODUCTIONS - PATHÉ FILMS - FRANCE 3 CINÉMA - INDIGO FILM

  • 作品

シチリアを征服したクマ王国の物語

公開年 2019年
製作国 フランス、イタリア
監督  ロレンツォ・マトッティ
出演  
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