井上真央が暮らしを守るために立ち上がる 102年前の女性による市民運動を描く「大コメ騒動」本予告編公開

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井上真央が暮らしを守るために立ち上がる 102年前の女性による市民運動を描く「大コメ騒動」本予告編公開

 

 102年前の米騒動で活躍した女性たちの姿を描いた、井上真央さん主演の映画「大コメ騒動」の予告編が、このほど公開となった。同時に、デビュー35周年を迎えた米米CLUBが本作のために書き下ろした「愛を米(こめ)て」が主題歌に決まったことが発表された。
 
 「大コメ騒動」は、1918(大正7)年に富山県の貧しい漁師町で実際に起こった「米騒動」を題材にした作品。日本の女性が初めて起こした市民運動ともいわれる出来事で、活躍したおかか(女房)たちにスポットを当てたエンターテイメント作品となっている。主人公の松浦いとを演じるのは、「八日目の蝉」で日本アカデミー賞最優秀女優賞を受賞した井上真央さん。室井滋さん、夏木マリさん、立川志の輔さん、柴田理恵さんらが脇を固め、富山県出身の本木克英さんが監督を務めた。
 
 公開された予告編では、いとをはじめとする米の価格高騰に頭を悩ませる”おかか”たちが、さまざまな葛藤を抱きながらも、自分を奮い立たせて立ち上がる様子が映し出される。さらに、約60キロもある米俵を必死の形相で担ぎ運ぶなど、家族のために懸命に生きる”おかか”たちの姿が描かれている。また、米米CLUBによる主題歌「愛を米(こめ)て」も聞くことができる。
 
 主題歌「愛を米(こめ)て」を書き下ろした米米CLUBのカールスモーキー石井さんは、「女性の強さはもう十分、映画で描かれているので、みんなを鼓舞するとか元気づけるとかそうゆうんじゃなくて、近寄ってて、肩をポンっと優しくたたいてあげたいな、そうゆう歌であってほしいなって思いました」と、主題歌に込めた想いを明かしている。

 

 

大コメ騒動
2021年1月8日(金)TOHOシネマズ日本橋ほか全国公開
配給:ラビットハウス、エレファントハウス
https://daikomesodo.com/
©︎2021「大コメ騒動」製作委員会

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