リリー・フランキーが天才と賞賛する崎山蒼志、池田エライザ監督作「夏、至るころ」の主題歌を担当 予告編も公開

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リリー・フランキーが天才と賞賛する崎山蒼志、池田エライザ監督作「夏、至るころ」の主題歌を担当 予告編も公開

 

 池田エライザさんが初監督し、原案も務めている映画「夏、至るころ」の主題歌に、現役高校生シンガーの崎山蒼志さんが起用されることが明らかになった。主題歌として使われるのは、崎山さんが作詞・作曲も担当した書き下ろし曲の「ただいまと言えば」。本作の脚本を何度も読んだという崎山さんが、大切な人や故郷への愛を登場人物に寄り添って優しく歌い上げている。

 本作にも出演しているリリー・フランキーさんが「天才です」と賞賛を惜しまない崎山さんの主題歌起用は、監督の池田さんのたっての希望で実現した。曲について、池田さんが司会をしているテレビ番組の収録後にかけ込んだ新幹線で浮かんだ「ただいまと言えば~」のフレーズがベースとなっており、脚本を読んだ時に再び同じフレーズが頭に浮かんだことから、このフレーズを核に曲を作り上げていったと、誕生秘話を明かしている。

 主題歌と同時に予告編も公開された。予告編では、高校生の翔と泰我が打ち鳴らす力強い太鼓で始まり、泰我から太鼓をやめると言われて戸惑う翔、翔の前に現れる少女の都、若者たちを見守る大人たちの姿が描き出されている。少年たちの悩みや焦り、人生への希求、人の温もりを求める叫びが描かれて、彼らを見守る親世代の温かいまなざしも感じさせる。また、BGMには主題歌の「ただいまと言えば」が使われている。

 

◆崎山蒼志 コメント
 このような貴重な、素晴らしい機会を与えてくださった池田監督に多大なる感謝を申し上げます。

 まず、この楽曲は昨年 2019 年の 7 月頃、池田監督が司会をしていらっしゃる NHK「The Covers」の収録後に翌日の学校に備えバタバタと品川駅から新幹線に駆け込み、席に座り、すとーんとした気持ちで不意に生まれた「ただいまと言えば~」というフレーズがベースになっています。

 その後、有難いことにこの映画( 「夏、至るころ」 )の主題歌をやらせていただくことになり、脚本を読ませていただき、「ただいまと言えば~」というフレーズが頭をよぎりました。そのフレーズを核に、脚本を読んでインスピレーショ ンを受けながら他の部分の歌詞を書き、曲をかき上げました。

 力強く美しく素晴らしい映画です。静かに滾るような、今悩む多くの方々に観てほしいと僭越ながら思います。この映画に関われたことを、誇りに思います。

 

◆崎山 蒼志(さきやま そうし)プロフィール
 2002年生まれ、静岡県浜松市在住。母親が聞いていたバンドの影響もあり、4歳でギターを弾き、小 6 で作曲を始める。2018年5月9日にAbemaTV「日村がゆく」の高校生フォークソングGPに出演。独自の世界観が広がる歌詞と楽曲、また当時15歳とは思えないギタープレイでまたたく間に SNS で話題になる。TVドラマや映画の主題歌のほか、企業のCM楽曲などのオファーも絶えない次世代シンガー・ソングライター。ある朝、起きたらTwitterのフォロワー数が5,000 人以上増えていてスマホの故障を疑った普通の高校3年生。

 

 

夏、至るころ
12月4日(金)渋谷ホワイト シネクイント、ユナイテッド・シネマキャナルシティ13 他
全国順次ロードショー
配給:キネマ旬報DD 映画24区
🄫2020「夏、至るころ」製作委員会
http://www.natsu-itarukoro.jp/

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