トム・ホランドがデイジー・リドリーと妄想キス バレて大あわて 「カオス・ウォーキング」本編映像

映画スクエア

 11月12日より劇場公開される、トム・ホランド主演、デイジー・リドリー、マッツ・ミケルセン共演のSF映画「カオス・ウォーキング」から、本編映像が公開された。

 公開された本編映像は、地球からニュー・ワールドにやってきたヴァイオラが、自らの生い立ちとニュー・ワールドにやってきた理由をトッドに告白する場面。「両親は死んだの。新世界を見ることなく病気で。私は約束したの。よりよい暮らしを見つけると」と胸の内を明かすヴァイオラ。「孤独だ。僕と同じ」と“ノイズ”で反応し、美しいヴァイオラを見つめるトッド。2人は顔を近づけ、やがてキスを交わす。トッドにとっては初恋ファーストキスである。

 ところが、「なにしてるの?」というヴァイオラの声がし、トッドは怪訝(けげん)な表情のヴァイオラに気づく。情熱的なキスは現実の出来事ではなく、トッドの妄想から生まれた“ノイズ”のしわざであることが明らかになる。あわてたトッドは「ごめん、今のは・・・」と大混乱。自分を落ち着かせようと必死に自己紹介の言葉をを脳内でつぶやくが、それも“ノイズ”によってヴァイオラに聞こえてしまうのだった。

 本作において重要な事象である、思考が外部にもれ出る“ノイズ”。公開された映像は、”ノイズ”によって生み出された、初恋ならではの甘酸っぱさの詰まったシーンとなっている。

 「カオス・ウォーキング」は、パトリック・ネスによる多くの文学賞を受賞したSF小説の映画化作。汚染した地球を旅立ち新天地にたどり着いた人類だったが、そこでは男たちの考えが、”ノイズ”としてさらけ出され、女はなぜか死に絶えてしまう。そんな状況の中、一度も女性を見たことがない青年トッドは、地球から来た女性ヴァイオラと出会う。トッド役は、「スパイダーマン」シリーズのトム・ホランド。ヴァイオラを「スター・ウォーズ」シリーズのデイジー・リドリーが演じ、マッツ・ミケルセンも出演する。「ボーン・アイデンティティー」などのダグ・リーマンが監督を務める。

トム・ホランドがデイジー・リドリーと妄想キス バレて大あわて 「カオス・ウォーキング」本編映像

【作品情報】
カオス・ウォーキング
2021年11月12日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほかにて公開
配給:キノフィルムズ
© 2021 Lions Gate Films Inc. All Rights Reserved

  • 作品

カオス・ウォーキング

公開年 2021年
製作国 アメリカ・カナダ・香港
監督  ダグ・リーマン
出演  トム・ホランド、デイジー・リドリー、マッツ・ミケルセン、デミアン・ビチル、シンシア・エリヴォ
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